2009年01月03日

2009 平和への想い

みなさま あけましておめでとうございます。

ご訪問頂き、コメントやTBをお寄せ下さった皆様に感謝いたします。
今年もボツボツやっていきますので宜しくお願い致しますm(_ _)m

今年のウィーン・ニューイヤー・コンサートを振ったのは、ダニエル・バレンボイムさん。
長年のオペラの監督で鍛え上げた、「メロディーの悦び」に満ちたプレイ。
オケの皆さんも本当に嬉しそうに弾いていた。
マエストロは、アルゼンチン出身のイスラエル国籍。
超多忙の合間を縫って、アラブとイスラエルの若者でオーケストラを作って、
演奏旅行で世界を飛び回るなど、平和問題に深く身を投じている。
しかし、意外にも、と言うか当然と言うか、
「今度のことと音楽は別。わたしは音楽の力を信じる。」とおっしゃったそうだ。

たまたま暖かい部屋でお節料理を突っつける事に感謝しつつも、
心から新年を喜べる日は来るんだろうか、と思う。

経済恐慌どころか、戦乱や飢餓や、失業・生活格差で、今日・明日の命が知れず、
新年どころではない人がこの世界にはたくさんいる。
フランス等からの停戦の持ちかけはシカトされた。
ガザでは大晦日も元日も、おびただしい数の民間人の犠牲者が出ている。

正月早々だけど、この映像を、顔を背けずに見よう。
これが戦争だ。正義なんか絶対に存在しない。
映像で見る、ガザの子どもたちへの大虐殺(イラク情勢ニュース様:081231)
→ソースIn Pictures: Massacre of Gazan Children(uruknet.info:081231)

イラク発のハマス寄りのニュースだからウンヌン...とか言う前に、
民間人が、子供たちまでもが大勢亡くなってるんだよ。

これを、アメリカ政府と国際金融資本の尻馬にのって、
全面支援しているのがいまの自民・公明政府与党。
そしてそれを嬉々として選んだ我々日本国民一人一人。

苦しい中から搾り取られた我々の血税で、何の罪もない子供たちが吹き飛ばされる。
 (米軍への毎年数千億の思いやり予算がイスラエル軍を支援する。
 また、パレスチナ自治政府は、ハマス共闘しながらも
 米・イスラエル両政府にある程度歩み寄らないと生きられない。
 この基本的な問題点を意識的にスルーしてるのが日本のマスコミだ)

むなしい報復合戦で、大勢のユダヤ人の子ども達が、ハマスに命を奪われている。

民主党も「国連が行けと言ったら行かせるのか?」と突っ込まれてトーンダウンしたけど、
小沢さんは、戦地への自衛官の派遣をまだ完全に否定はしていない。
政府の文民統制が通用しない環境下への軍隊の派遣。。。
一般国民を巻き込んでの論議が全く進んでいない。

それでも政権交代しないよりは100倍も1000倍もマシだろう。
このままむざむざと、憲法9条をぶっ壊されてたまるもんか、と思う。

中東の出来事を日本語で知りたくても、朝から晩までテレビ欄はお笑い番組で埋まり、
戦争が終わらない背景を何一つ伝えてはくれない。
読売・朝日・日経はアメリカ・イスラエル寄りに偏りきっていて、
この頃ではサンケイと大差なく、とてもまともに信じられない。
毎日や東京(中日)等のわずかな記事、そして拙い英語でBBC等のWEBを頼りに、
切れた線を自分でつないで想像するしかない。

日本の政財界は何を恐れているんだ。

イスラム側のニュースもイスラエル側のニュースも見に行って、
自分のアタマで真相を想像するようにしたい。

ナマのままのニュースを日本語で発進する為に頑張っている方達がいる。
前掲のイラク情勢ニュース様がおっしゃっている。
ガザ空爆情報3(イラク情勢ニュース様:081231)

<引用開始>
いまだ、イスラエル軍のガザへの攻撃は続いています。

12月31日午前1時現在、この4日間のイスラエル軍によるガザ攻撃により、最大で、殺された人が360人以上、負傷者が1700人近くとの情報があります。

新聞やテレビの報道の多くは、でたらめを垂れ流しています。

実際に何が起きているのかについては、ぜひ以下で紹介するサイトなどをご覧ください。また、できるだけ多くの人に、実際は何が起きているのかを知らせてください。

(以下略)

<引用おわり>

役に立つリンクがこの記事に多数貼ってあります。
続きを是非ご覧になることをお勧めします。

ここも貴重な情報源。
パレスチナ、イラク、アフガンのムスリムが、ハマスやヒズボラが、何に対して怒っているのか。
イラク・レジスタンス・レポート様

アップル社がエジプト国内で販売するiPhoneからGPS等の機能を削除することに同意した。
「テロリストの利用を防ぐため」だそうだ。
それぞれの国の社会情勢、政府の意向で情報通信のルールはいくらでも変わる。
シオンとの架け橋・イスラエルニュース(081231)
ソースは、イスラエル紙の中では一番中道と言われる「ハレアツ」

日本も一昨年春から、主要携帯キャリア3社と公安警察の個人特定システムが直結され、
個人の位置情報・通信履歴が24時間リアルタイムで分るようになった。
電話番号を打ち込めば、電波が届く限り、GPSををOFFにしていても地図上に足取りが表示される。
高校生が友達の居場所を地図で追うのを見りゃ、そんなの当たり前なワケで。

犯罪防止。テロ防止。こりゃかなりアヤシイ。
ホントにテロ防止ならエジプトみたく、GPSやめる位しなきゃ、ダメだろう。

凶悪犯罪ばっかりセンセーショナルに報道されるけれど、
殺人の件数自体は近年では、横ばいか、むしろ減り気味。

「ゲートキーパー法」の強行可決で、ATMでの入出金の記録が国に提供されるようになった。
指紋や静脈を登録してれば、防犯カメラの顔写真と一緒に、これもまんま監視データになる。
ATMでのカネの出し入れ上限も細切れにされ、足を運ぶ回数を増やされている。
目的は明らかに、銀行に手数料を稼がせる為と、個人の足取の監視強化だろう。

まるでドラマですねえ。

 クロエ 「見つかっちゃうわよ。なんで車にケータイ置いてるの!」
 ジャック「もう捨てた! また連絡する。 ドキューン!ババババ!!」
 クロエ 「ジャーック!!」

日本の公安のデータは○ク○ンチュア社を通じて元締めCIAのサーバへ垂れ流し。
皇室の箸の上げ下ろし情報まで、この会社に丸投げしてる政府ですからねえ。。。

児童ポルノのリアルな写真は当然アウトとしても、2次元作品でも「幼顔の」登場人物が
セクシーな筋書きに絡んでれば、ダウンロードしただけで捕まる可能性がどんどん高まっている。
これは、「不都合な人たち」を植草先生みたく捕まえるのにとってもベンリ。
アメリカ様では実際に偽エロページまで国が作って、
特定の人のDL履歴をムリヤリでっち上げる作戦を始めている。

ホントとウソを見分けるのが急速に難しくなっている。
ネットの力を媒介にした市民の連帯が、ますます試される。

大空を力強く泳ぐ凧を一心に見つめる、子どもの瞳。

もう少しだけ強くなりたい。
ブザマなままでいい。
老いぼれた時、子供たちに後ろ指を指されるよりいい。

 生命誌(いのち)のほとりで 寄せては返す

 微笑みを 見てる

 哀しみを 見てる

 声を聞いたよ 光の中で

年末、突然に身内を喪い、ドタバタ混乱する頭の中でこの歌がループしていた。

とりあえず、雑事の合間にサビの最後だけメモって、時間切れ。
Perfume風味のケロ声や男声までMEIKO姐さん1人で歌ってもらった。
"VOCALOID"って、驚くべきシンセだよね。操作に上達さえすれば、大抵の事はできちゃう。
日本の技術に改めて感謝。

今年は少しは音楽活動もしたいけど、いつ完成するやら。。。


120503追記:3年も放置したけど、小さな祈りの曲として完成させました。
 → 光の中で〜Lux Aeterna(ルクス・エテルナ)
ボチボチ曲作りをしてますんで、よかったら聴いてやって下さいな(^^)
 → youtube"THE HEARTWARMING CLUB"
posted by Francisco at 10:14| Comment(4) | TrackBack(38) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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