2008年07月26日

月と蝶

1969年7月20日にアポロ11号が月着陸を果たしてから39年が経った。
もうそんなになるのか。。。

moon.jpg


その瞬間は日本時間の7月21日の早朝。ニュースは朝から月着陸一色。
関東の公立校はこの日が夏休み初日だったので、その高揚感もあって
中継のビデオに、子供ながらにとても興奮したのを覚えている。

関数電卓に毛が生えたような素朴なコンピュータしかない時代に
国家を背負って月まで行って来た飛行士たちの勇気はすごい。

思えば1972年の17号を最後に30年以上、月面に人類は降り立っていない。
旧ソ連を牽制し、ヴェトナム戦争での非人道をカモフラージュするのに
もってこいのアポロ計画は、ヴェトナム戦争の敗戦で意味を失ってしまった。
(少なくともアメリカの当時の政府与党にとっては)

アメリカの言う事は何でもかんでも信用ならんという方たちや、
当のアメリカでも「平べったい地球協会」みたいな原理系の方たちの間では、
近年「月着陸はウソッパチ」って陰謀説がすっかり市民権を得てしまった。
30代以下の人は、リアルタイムにはスペースシャトルしか見ていないから
もはや実感はないんだろうな。。。
(若くない方でも管理人が好きな○島○彦さんみたいに、陰謀を主張する方もいる。
 先生、これとHAAP陰謀説だけはやめて欲しいんすけど。。。ま、いっか。。。)

そんな中、今年5月に日本の月周回衛星「かぐや(SELENE)」が
アポロ計画での15号の着陸の証拠を撮っちゃったわけで(・・ゞ

月周回衛星「かぐや(SELENE)」の
地形カメラによるアポロ15号の
 噴射跡の確認について(宇宙航空研究開発機構:080520)


JAXAは、「かぐや」搭載の地形カメラ(TC)の観測データから作成した立体視画像で、
アポロ15号(ミッション期間:710726-710808)の着陸船のエンジン噴射で出来た
「ハロー」という噴射跡と考えられるものを確認。
また、アポロ15号の飛行士が撮ったのと同じ風景を地形カメラの立体視画像から作成、
比べてみたらウリふたつで、地形カメラの観測精度が高いことを確認。

今度は、「JAXAがアメリカ様と政府与党にウソを言わされてる」とか
「人が月面を歩いた証拠を今すぐ具体的に示せ」って人もいるんだろねえ(--)
まあ要は、ひとつひとつの科学的論証の地道な積み上げが大事ってことだよね(^^)




連休中、子供を連れて伊豆の海へ行った.
波打ち際で遊んでいたら、透明な翅の小さなセミの死骸が浮いていた。
一瞬「ツクツクボウシ」かと思って、ギョッとした。
ツクツクボウシは普通は8月にならないと羽化しないからね。
拾ってよく見たら、「ヒメハルゼミ」の最後の方らしく、ひと安心。
でもこれはこれで、一度生きてる個体を拝みたいと思ってたから、ちょっと残念。

海岸沿いの道では南方系のチョウ「ナガサキアゲハ」のオスが道端で水を飲んでいるのを発見。
んーん、キレイ。とても大きな、優雅な黒いチョウだ。
管理人が小さい頃は、「昆虫園」みたいな場所でなければ、
まず東日本で生きた姿を目にする事はなかった。
成虫が迷い込んで産んだ卵が孵化しても、
結局越冬できずにサナギが凍え死んでしまうからだ。
去年くらいからは横浜あたりからも目撃談が聞こえてた。
生息域の北上を実際に見ると、ジワリと不安がよぎる。

「CO2主犯説」へのギモンは分からないでもないけど、
気候の温暖化自体がアヤシイと、リベラル系・左派の大勢の
言論人やブロガーの皆さんが声高に叫ぶのを見ると、ちょいと違和感が。
温暖化を口にしただけでバカにされる空気も漂い始めてるし。

色んな意見を持つのもぶつけ合うのも自由だし、ドンドンやるべきだと思う。
でもね、世界中のたくさんの科学者が、みんながみんな間違いを信じてたり、
金と権力の力でねじ伏せられて全員ウソを言わされてたり、って、ちょっと考えにくい。

猛烈な勢いで消える極地の氷雪。
今夏はついに北極点でも海水面が露出するのが避けられないようだ。
燃料資源の開発に都合がいいので、北極廻りは現代のオイルラッシュ状態。

やっぱ、人為的な環境破壊が向かう先の一つとして、
温暖化を気にした方がいいんじゃないかね?

ツバルなど、今現実に国土が消滅しつつある人たち。
バングラディシュ、ビルマなど標高の低い地域の洪水被害で家を追われる人たち。
超大型台風(サイクロン、ハリケーン)の頻発と、干ばつの日常化。
そして目の前の、これから生きてく子供や孫の世代。
明日の飲み水と食糧はどうなるのか。。。

彼らに面と向かって、我々はこう言えるんだろうか?

「いま君達が見てるのは、アメリカと国際金融資本が仕掛けた陰謀で、みんなウソだ。
 国が沈んでるのも、太陽活動の影響など、予定通りの自然現象だ。
 人間なんてちっぽけなもんだ。子孫が滅んでも自然の成り行きだ。
 何万年かすれば必ず氷河期が戻ってくるんだから、ガタガタ言うな。」

グリーンランドの氷河後退が止まらないため、海水の塩分濃度(密度)が激変中。
冷たい水が下に沈まず、北大西洋の深層海流の流れが大きく変わるかもしれない。
そうなれば2000年サイクルの海洋の大循環が狂う。
これひとつだけでも、想像を絶する気候の変動が起るのは簡単に想像できる。
特にヨーロッパは寒冷な気候になり、食糧生産に打撃が予想される。

確かにヒトの力なんぞで地表がひっくり返るくらい変わるなんて事はない。
ジャマになれば、ひねりつぶされて、生態系から抹消されるだけだ。
ありったけの核兵器を炸裂させても、いつかは痕跡さえ薄れるだろう。
恐竜を滅ぼした巨大隕石のクレーターが風雨で消えたように。

太陽活動などの影響の大きさや、数千年・数万年単位での
氷河期到来を語るのも必要だけれど、
この数十年・数百年の間の、子孫の未来を考えて行動するのが先だと思う。

ISS(国際宇宙ステーション)が完成して恒常的な観測を開始したら
オシッコちびりそうなぐらい恐ろしい事実が、次々明らかになる可能性が高い。

「ホントに温暖化が悲惨な情況になるのか、陰謀にだまされず見極めよ」
っていう心情も理解は出来る。
今の、ウソで固めたグローバリゼーションは悪魔のようだから。
原発推進勢力が、放射能を撒き散らすために
燃料精製や建設で莫大な化石燃料を燃やすのは、愚の骨頂だ。

化石燃料のエネルギーを放出するだけの産業構造は
どっちにしても、もう限界だろう。
北欧やドイツでは電気の2割を風や太陽光で作れるようになっている。
日本はどうだろう。2014 年までにわずか1.6%。
政府与党が全力で自然エネルギーの普及を妨害している。
もちろん電力会社からの利権を守るだけの為に。

(ちなみにアメリカは2020年までに15%、
 中国は2020年までに21%、
 EUは2010年までに22%、
 ドイツは2030年までに45%を目指しているそうだ。
 各国はシッカリ石油後・原発後をにらんで動いている。)

CO2などの温暖化ガスと呼ばれる物質の排出量が、
ヒトが生命圏の熱収支のバランスに及ぼす影響の指標になるなら、
それ自体が第一原因だっていう科学的直接証拠がなくても
まず、ブレーキ掛ける側にシフトすべきだと思う。

それが「予防原則」の考え方。
ちょっとの不便でみんなニコニコできるのが一番いい。

「予防原則」を共通ルールにしなければ、ヒトの未来はないと思う。
あとでホントにウソだったら、笑えるじゃない。

月と太陽に導かれ、干満を繰り返す海。
カニや小魚に歓声を上げる幼い笑顔。
故郷を遠く離れた一羽のチョウ。

みんなひと繋がりの「命」を生きている。
想いは今日も、ぐるっと地球上を駆けめぐる。


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昭和44年(1969年)7月20日、人類が初めて月に立った(毎日:080720)
<引用開始>
 昭和44年(1969年)7月20日(日本時間21日)、米国のニール・アームストロング、エドウィン・オルドリンの両宇宙飛行士を乗せたアポロ11号の月着陸船「イーグル」が地球から約38万キロ離れた月面に着陸した。人類が初めて地球以外の天体に降り立った瞬間だった。

 この歴史的な出来事を、当時の毎日新聞は7月21日付け夕刊全12ページのうち8ページを割いて掲載。月面に初めて立ったアームストロング船長の「これは一人の人間にとっては非常に小さな第一歩だが、人類にとっては巨大な飛躍だ」という有名な言葉を紹介するなどした。また、一部始終が全世界にテレビやラジオで中継され、多くの人類がその快挙を共有した。

 この二人を含め、72年までに12人の宇宙飛行士が月面に降り立ったが、その後30年以上人類は月に立っていない。現在、米国や中国、ロシアが月への有人飛行を計画しているとされており、そう遠くない未来に当時と同じ感動を味わえるかもしれない。

<引用おわり>
posted by Francisco at 17:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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