ヒロシマ。
ナガサキ。
そして8月15日が来る。
陸自が実質上の「陸軍参謀本部」を設置する事にしたそうだ。
この時期にリークするとは、いい度胸だな。
近ごろ「軍部」の独走が止まらなくなってるんじゃないのか。
→陸自、最高司令部「陸上総隊」新設へ(090730:東京新聞)
その気になれば防衛大臣も幕僚もぶっちぎって、政治に口出しし、アジア・太平洋戦争の時と同じく全軍を直接掌握できるワケだ。
みんなが政局に気を取られ、国会も機能停止しているこの選挙戦の時期にね。
2010〜11年の憲法改悪投票までは、とても待ち切れん、てか。
海自・空自が「軍令部」を置くのも時間の問題かもしれない。
頼むぜ、共産党・社民党。いまこそ出番じゃん。
ここでしっかり騒がなきゃ、いつ護憲政党の存在感を示すんだ。
「国際即応集団・首都防衛集団」を統括する「陸上総隊」って言うんだとさ。
要はシビリアンコントロール(文民統制)から独立した「参謀本部」のフッカツだよな。
背広組と制服組をシャッフルする方針も決まり、シビリアンコントロールを外す為の仕込みも着々進む。
国民総肉弾化めざして外堀が着実にひとつひとつ埋まって来た。
前回と違うのは、アメリカとの戦争ではなく、アメリカのための戦争に行かされる、って事。
そしてここへ来て、またぞろ首相や、自衛隊の元幕僚の不思議な言動が、広島・長崎で激しい怒りを買っている。
水面下で、確実に何かが起きている。
8/6・原爆慰霊の日。アソー閣下が広島の記者会見で、「アメリカの『核の傘』が必要」って。。。
それを言っちゃオシマイなのは分かった上で、それでも発言させる勢力がいるって事だ。。。
→【そのような考えで長崎の式典には来るなと言いたい】(長崎)被爆者は怒りと失望(NHK長崎)(阿修羅:090806)
元空自幕僚トップの田母神俊雄サンは、ワザワザ広島のこの日の灯篭流しの夜を選んで、核武装推進について2ステージも講演。
タイトルは「『ヒロシマの平和』を疑う!」だとさ。。。
「核廃絶が即、平和につながるわけではない。」
「唯一の被爆国だからこそ、3度目の核攻撃を受けないために核武装するべきではないか。」
言論の自由は保障されるべきだ。
だけど、天木直人さんが言うように、せめて日付をずらせっての。
広島・長崎県民を敵に回してでも、その日に発言させる勢力がいるって事だ。。。
自衛隊も軍隊である以上、上官が個々の自衛官の命を預っている。
60の声を聞いてもオトナになれない人を選んで、軍のトップに置いていた事実。
戦闘機や戦車のプラモデルで遊ぶのと、生身の人間は違う。
靖国神社に展示された回天魚雷を見ると、怒りに心が震える。
上に立つ人がカン違いすると、また同じ間違いが起きる。
軍人さんを戦火の中に派遣することの重さ。
「テロ」という名前にすり替え、「戦争」を隠すことの危険さ。
そしてメディアの腐敗。
この広島・長崎での一連の騒ぎも「のりピー報道」で絶妙にカモフラージュされている。
恥を知れって。
日本の領海・領空の境では各国の軍人さんが、祖国の誇りにかけて毎年のように殉職してるんだよ。
自衛官だって例外じゃないんだぜ。ニュースに出なくても知ってる人は知ってる。
まずは総選挙で自公を下野させて、来年は参院選で売国勢力の残党の害虫一掃だな。
そんでもって民主の中のマエハラ組を中心とする、戦争経験のない極右坊やたちを追い込み、一人一人お灸を据えて行く。
彼らは全員、伊勢崎賢治さんの「武装解除」でも読めと言いたい。
国民の命に直結する、総選挙のホントの目標は、憲法と平和を守る事。
戦争に突っ込んで行けば、失業や年金の問題なんか吹っ飛び、国民は塗炭の苦しみを繰り返す。
政府の暴走から国民を守る為にある憲法を、どうしたいのか、自分自身の事として考えよう。。
しつこいようだけど、今度という今度は、無関心は命にかかわるんだよ。
美しいアジア。アジアの中の日本に生まれた事を誇りに思う。
戦争しない、核武装しないって、そんなにヘンな事ですか?
命おとすな、自民おとせ。
政権交代こそ改革の本丸。
ここって、どこの国ですか?
票数インチキし放題の電子投票制度導入
野蛮な大量処刑を推進する裁判員制度
目くばせだけでタイホ出来る共謀罪創設
独裁国家並みのネット規制
総選挙で一揆を起こそう!!
心配性な管理人→政権交代失敗シミュレーション 第1話 第2話 第3話
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陸自、最高司令部「陸上総隊」新設へ(090730:東京新聞)
<引用始め>
陸上自衛隊は部隊の頂点に立つ最高司令部「陸上総隊」を新設、海外活動を専門にする「国際即応集団」や首都圏を守る「首都防衛集団」も設けるな
どの組織再編をする方針を固めた。2つの集団の新設に伴い「中央即応集団」、関東・甲信越を担当する「東部方面隊」は廃止され、方面隊は、北部から
西部までの4個方面隊となる。すべてが陸上総隊の指揮下に入る。
年末に改定される「防衛計画の大綱」で正式に決定、次期「中期防衛力整備計画」の最終年度となる2014年度の発足を目指す。実現すれば、過去最
大の組織改編となる。
全部隊を掌握する最高司令部の設置は、太平洋戦争で暴走した旧陸軍参謀本部を連想させるが、陸自は自衛隊統合運用の円滑化に不可欠と判断し
た。
陸上総隊は東京都練馬区の朝霞駐屯地に置く。中央即応集団から第1空挺(くうてい)団、第1ヘリコプター団、特殊作戦群などを移し、直轄部隊とする。
国際即応集団は海外活動の先遣隊で、現在ソマリア沖の海賊対策としてジブチに派遣されている中央即応集団所属の「中央即応連隊」(宇都宮駐屯地
)が中心になる。
首都防衛集団は東京、神奈川、埼玉などを担当地域とし、担当地域が重なる東部方面隊指揮下の第1師団(東京都練馬区)は廃止、第12旅団(群
馬県榛東村)は東北方面隊に移管する方向。
現在の陸自の司令部組織は、北部(北海道)、東北(東北)、東部、中部(東海・北陸・近畿・中国・四国)、西部(九州・沖縄)の5個の方面隊に分散し
ている。
海上自衛隊は自衛艦隊、航空自衛隊は航空総隊という最高司令部に一元化されている。
首相官邸に置かれた防衛省改革会議が08年7月にまとめた報告書では、方面隊の廃止、陸上総隊の新設が提言されたが、陸自は「方面隊は必要」とし
て陸上総隊の新設のみを受け入れた。
(中日新聞・東京新聞)
<引用おわり>
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/self-defense-force-official/
もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://sirube-note.com/self-defense-force-official/link/register/
今後ともよろしくお願い致します。
diGDIqTL
そしてリンクありがとうございます。
今日(10時)までNHKで「海軍反省会」の400時間時間のテープが紹介されています。
それによれば軍令部の権限の拡大が第二次大戦の拡大の要因の一つだったようです。
陸自の「陸上総隊」はそれを思わせます。