2007年03月20日

読み逃げ禁止って

mixiやモバゲータウンなんかのSNSコミュニティで、足跡だけ残してROMって帰る人を村八にするのが流行ってるとか。
なんじゃそりゃ。

 →「mixi読み逃げ」ってダメなの?(ITmediaNews:070320)

mixiで言えば、マイミクったって、所詮アクセス許可のための会員登録でしょ。
自分はSNSやらないから憶測でしかないけど、親しさとコンテンツの閲覧とは別物じゃないだろうか。
「OFFで本人を知ってる」とか「NET上の付合いだけど交流が頻繁だ」クラスの、割合「濃い」関係があったとしても、書き込みは自主的にするから面白いんであって、強制されたらウザいったらありゃしない。
まして単なるマイミクの間柄で、バトンに地雷仕込まれてたり、挙句のはてに「コメントがないからアク禁」とか言われたら、フツーの神経持ってたら傷つくでしょう。
忙しいときも、気が乗らないときもあるのよ。人間だもの....

誰だって人との交流が欲しくて参加するんだから、反応が返って来れば、悪意の返信じゃない限り嬉しいに決まってる。
でも、「相手も自分と同じ人間だ」って思考が抜け落ちると、無意識のうちにただの無礼者に変身する危険がある。
入会した時点で日記を公開する事を約束してるんだから、見られるのは当たり前。
新しい道具を使うことに夢中で、余裕がないんだよね。

これはSNSに始まったことじゃなく、10年も前のメールの普及が本格化しだした頃に、「何分待っても恋人からの返事が来ない」って理由でトラブっちゃうカップルが急増したり、文章のマナーを知らないばっかりに、ついつい強烈な口調のビジネスメールを相手先に送りつけて会社間の問題に発展したりと、社会問題が噴出した時期があった。
でも、結局は「慣れ」が事態を沈静化させた。

ブログだって、TBやコメントをもらったら、礼儀として反応を返した方がお互い気持ちいい。
これは学校や会社でちゃんと「おはよう」の挨拶ができるかどうかって位のレベルの話。
相手と場合によっちゃ、挨拶したくない事だってあるし。
それを認めないで、挨拶しない人を村八にしちゃったら、組織には沈滞した険悪なムードが漂う。
いじめる側といじめられる側がカンタンに入れ替わる構造がここにはある。自分がヤバイ側に回らないように、とりあえずイッとく?くらいのノリなんだろう。

メールとは比較にならないスピード感のあるインスタントメッセージ(IM)の文化は、これからも想像を遥かに超えた進化をするのは間違いない。
来年アジア地域でも発売予定のiPhoneやGooglePhone(こっちは発売時期未発表)は、ポケットコンピュータ並みに様々なIMに対応するだろう。
現在の普通のブラウザ経由のmixiでさえ、アクセスログで相手のIPまで特定できちゃう。
こういうサービスがIMベースにいずれ完全移行していくんだろう。
何かあれば、タイムラグなしに一瞬にして情報がコミュニティ全体で共有できる。一部のメンバー間の合意が成立した瞬間を境に、突然極悪人にされたり、プライバシーがまき散らされる危険が付きまとう。
便利さはまさに両刃の剣だね。

新しい道具をエレガントに使いこなすには、ほんのちょっと練習する手間を惜しまない方がいいと思う。
それは技術面だけじゃなく、相手の気持ちを想像できる、自立したオトナの関係を練習するって事。

ヒザ小僧に傷を作りながらも、ある日突然自転車の補助輪は取れる。
傷つくのも、乗れるようになるのもジコセキニンってことで。
posted by Francisco at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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