2007年03月25日

充電ステーションのDIY

フィンランドの建築家・アアルト夫妻がデザインした花器や食器って、シンプルだけど深みがあって好きだなあ。
どれも森と湖に囲まれたくらしがバックグラウンドに薫っている。
極めつけは夫君アルヴァ・アアルトの花器「サヴォイ・ベース」。

フィンランドの若手デザイナー、マルティカイネンさんがアアルト生誕100年デザイン・コンペで入賞した時の作品、白樺の曲げ木で出来たポットスタンドも素敵だ。
食卓の上に置いとくだけで何だか嬉しくなる。
郷土の大先輩アアルトへのオマージュ。
こうしてデザインのDNAが伝えられていくんだね。いい話。

振り返って自宅の机や床は電気配線でゴチャゴチャ。
ケータイ、デジカメ、iPod...充電用のアダプタって、どんどん増えて困っちゃいますよね。
こういうのをスッキリ整理できるものってないかしら。
アダプタ・ケーブルの整理BOXは製品としてはある。
 →木肌がきれい。だけど、机上にしか置けない。
他に外国製品もあるけど、メタリックなレトロフューチャーだったり、Vividカラーの60年代ポップなテイストだったりで、いまいちウチには合いません。

んじゃ、って事で
charge01.jpg
自分なりにアアルトへのリスペクトを形にしてみる事に....

仕掛けはカンタン、っていうか、「ない」。
要は好きなハコを用意して、プラグだけ出してアダプタを中にしまえばいい。
 ↓サヴォイ・ベースとマルティカイネン作ポットスタンドと並べてみる
charge02.jpg
用意したもの:
東急ハンズのアジアン雑貨コーナーで売ってたミニすだれ×2枚
厚さ4mmの合板(ベニヤ板)適宜
電源コード付きOAタップ(6口くらいあるものが便利)
アルミパイプとアルミバー適宜
接合用のアルミ板とネジ類
小さなスーパーボール(足の本数分)
細い銅線適宜
塗料少々
変性シリコン系接着剤
エポキシ系接着剤

作り方:

底板と中ブタを作る。
合板を好みの形に回し挽きノコで切り抜いて、カッターやサンドペーパーでササクレをとる。
(2.7mm合板なら大型カッターで切込みを入れてバキッとやる事も可能。)
同じものを2枚用意して、底板にはコンセントの電源コード用の、中ブタには充電コード用の穴あけ。
2枚の板を目立たない色(濃いグレーなど)を塗っておく。

外皮を作る。
すだれの両端をバラして、必要な長さの筒型につなぎ直しておく。
先に作った板と現物合わせで長さを決める(ヒモを板の廻りに這わせて長さを採ると楽)。

足を作る。
アルミパイプを適当な長さに切って、上から10cm位下がったところをアルミバーの横材で結び、やぐら状に組む。
最小の要素で見せたいので、この例では3本足に組んでみた。
下端に滑り止めの透明スーパーボールを変性シリコンで接着。
タップでネジ穴を切って、小さなアングルピース(L型金物)を適当に作ってビス組みしたけど、
木の棒で作るともっと楽かも。

組立。
底板をやぐら状の足の横材の上にエポキシ系接着剤で固定する。
(木の足なら木工用の酢酸ビニル系ボンドでOK)
足が底板を貫通して上に突き出す形になる。これが最後に中ブタを支える。

底板の周囲に沿って適当に小穴を開け、細い銅線(エナメル線使いました)ですだれを仮止め。
ココで好きな形にデザイン調整。

底板とすだれの接する部分に内側から一周するように変性シリコン系接着剤を盛り、固定。

底板にタップを載せ、穴からコードを出す。
コードも自分でつければ、コンセントのプラグをくぐらせる必要がないから、穴の径を最小に出来る。
中間スイッチがあると電源管理しやすくてなおさらいい。

アダプタ類をタップに挿し、機器に接続する充電ケーブルだけ中ブタの穴に通す。
3本足の上端に中ブタを置いて、完成。
charge03.jpg
空いたコンセントに100円SHOPで見つけた有機ELの常夜灯を挿したら、
通電時だけ、すだれから青い光がもれて面白い感じ。
電気工作の腕に覚えがある人は、LEDを仕込むと楽しいかもね。

充電中の姿を完全に隠したければ、上から好きなハンカチでも掛ければいいでしょう。

注:過熱による事故や火災を防ぐため、ケースの通風には充分気をつけて!
  密閉せず、どこかに必ず充分な通気口を設けましょう。
  デザインする時はこれが一番大事です。
  熱がこもるとACアダプタ等の寿命を縮める原因にもなります。
  ノートPCのアダプタとか、常時通電しておく必要のある機器には使わないようにしましょう。
ラベル:充電
posted by Francisco at 21:21| Comment(0) | TrackBack(1) | デザイン・建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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