次々にカチリと組合わさって、びっくりさせられる。
数年にわたって色々と政治経済分野で生まれた「変なルール」が、
実は周到に用意された巨大な計画の一部分だった、ってことのような。
いやだねえ。。。
また妄想が浮かんじゃったよ。
どうかバカげた思い過ごしでありますように。
5/13、山口県に「美祢社会復帰促進センター」という民間委託の刑務所が出来た(PFI方式で建設も民間資金)。
国は、初犯の社会復帰させやすい人を収容・訓練するって言ってる。
民家委託で50億円くらいお買い得だし、ここから復帰した人はもう悪いことしないので犯罪が減ります、との事。
もうすでに2番目3番目も計画がバンバン進んでて、早くも「刑務所ビジネス」のニオイがして来た...
..
受け皿は建設会社・大手警備会社・製鉄会社などが中心になって起こした運営会社。
何か、ビジネス的には犯罪者を増やしたほうが、儲かる人たちがいそうだね。例によって。
とくに「政治犯」の量産など、この施設のコンセプトにはうってつけのような。
2009年に施行される(2004年5月に成立済)「裁判員法」では、重大な犯罪(殺人・傷害致死)に対する刑事裁判の審理への国民参加をうたってるけれど、変な施行令や「改憲手続き法案」みたいに付帯決議を後から後から付け足して、政治犯の容疑者を裁けるようにするんじゃないだろうか。
裁判員は国民からランダムに選ばれるそうだけど、どうやって「ランダムであること」を担保するかが見どころだ。
まさか " アミダクジ " ってわけはないだろうけど、選抜の仕組みは公開されないのかな。
問題としては、どういう母集団(名簿)から選ぶかが重大だ。
選抜方式が情報公開されない限り、とっても危険だなー。
はじめから特定の政治(宗教)団体ばっかりの名簿だけ用意したり、労組関係や共産・社民系の団体や活動と関係ある人を外しておく事だって、充分可能なような。
追記:結局裁判員6人中、4人までは裁判官の気に入らない人物を任意で差し替えられる仕組みなんだね。
選挙人名簿からクジ引きで選んだって、まったく意味ねーぢゃんか。
いやな予感が現実になって、より一層ガッカリだわー。
そして、まだギリギリで成立をまぬがれてる「共謀罪」。
今の法案だと、公安が「こいつらなんか企んでる」と言ったとたんに、しょっ引く事が許される。
まだ何もしてなくても、極端な話「気に食わなければ」タイホできちゃうわけだ。
さらに最悪なことに、「密告」して誰かを売れば、その人は助かる約束になってる。
飲み屋で政治談議してたら、相手にチクられて次の日いきなり捕まる、なんてのも笑い話じゃないような。
この3つのピースが組み合わさったら、手ごわいな。
改憲に反対する人(特に教員などの公務員)が右から左へスピード裁判されて、次々にぶち込まれる事も考えられる。
軍事独裁国家ではどこを見ても、「秘密警察」と「裁判なしの粛清」、そして「密告」はワンセットだ。
スターリンもチャウシェスクもポルポトもそうして国民同士を共喰いさせ、体制を強固なものにして行った。
そして戦時下の日本も。
あーやだやだ。別のこと考えよう。
えーっと。。。参院選後は「消費税大幅アップ」・「残業代ゼロ法案」・・・
うわっ、ダメだ。なおさら気になって寝らんなくなりそう。
7月の参院選の投票日、見てろよー。