早死にしたくなかったら
お願いですから選挙に行って下さい!<(_ _*)>
さてと、
「TBS vs 楽天」の泥試合は行くとこまで行っちゃったねー。
スポーツぢゃないですよ。会社買収騒ぎのね。
きのう6/27、東京高裁は「TBSは楽天に会計帳簿見せる必要ナシ」と、楽天の抗告を退けた。
6/28のTBSの株主総会って、うわ、今日じゃん!
前日ギリギリに棄却かよ。。。
こりゃTBSが政府に陳情したせいで、高裁に圧力が掛かったって勘ぐられてもどうしようもないな。
楽天の買収攻撃をかわそうと、1000億円も他社とコソーリ資本提携し、株式の持ち合いをしてる可能性大だって。
そりゃ楽天が乗り込んで来たら、株式取得に反対した人のクビを切りまくるもの。
受けて立つTBS経営陣だって保身で必死だわな。
全くもって株主不在だね。
楽天幹部は
「株主からの委嘱を受けている企業人が、そうした違法行為をするってか?」
「TBSが帳簿閲覧を2度も拒否したのは、一番触れて欲しくない点だからでしょ?」と言ってみる。
したたかさはどっちもどっち、って感じだけど、多分ズボシだ。
新興勢力のホリエモンや村上氏を血祭りに上げたのと同じシステムが三木谷氏にも働いてるような。
(機会がフェアかどうかが問題。企業人としての善悪の判断とは別の次元。)
前置きが長くなったけど、それより気になったのは、その報道についての話。
割合中立と言われる地方紙の、東京新聞。
昼過ぎに出した第一報をソッコー引っ込め、午後早くに共同通信の記事と差し替えてる。
地方紙にも検閲の手が
しっかり伸びてるよー(-_-メ)....
googleのキャッシュから東京新聞の元記事に飛んだら、タッチの差でNOT FOUND。
こりゃおかしいと記事一覧に行くと、ナンと、丁度ページを書き換える瞬間を目撃。
画面更新したらニュースのタイトルのスレッドが一行だけパッと消えた。
なんか悲しかったな。。。
東京新聞の記事一覧には、空白行が不自然な位置に残ってた。
突然大騒ぎになって慌てたせいで、改行タグを消し忘れたんだろう。
デスクが一旦OKして出したものを、その直後に消したんだから、
そのクビを飛ばせる立場からの圧力があったと考えるのが普通でしょ。
大手・地方紙問わず、夕方には他の各社も「右へならえ」で、ソックリな表現になってた。
きっと全国の地方紙のWEBと夕刊の紙面にも同じ命令が下ったと思う。
何なんだ、こりゃ? すげー腹が立ってきた。
↓東京新聞の最終の文面。
高裁が楽天の抗告棄却 TBSの会計帳簿閲覧で(東京新聞:070627)
楽天グループがTBSの会計帳簿の閲覧や謄写を求めた仮処分申請で、東京高裁(都築弘裁判長)は27日、「会計帳簿の開示がなければ(TBSの株主総会で)楽天の株主としての権利行使に著しい支障があるとは言えない」として、楽天の即時抗告を棄却する決定を出した。
高裁決定は「会計帳簿の中にはTBSにとって情報管理が必要な投資先や業務提携先の名前も含まれる」と指摘。帳簿を開示した場合には、提携関係などの維持が難しくなり、TBSに損害が生じる恐れがあると判断した。仮処分の要件である緊急性に関しても「緊急の必要性をうかがい知る資料はない」とした。
抗告棄却を受け、楽天グループは「請求を認められなかったのは遺憾だ。本訴訟を起こし、帳簿などの閲覧を引き続き求めていく」と表明。TBSは「当社の主張がほぼ全面的に認められた」とのコメントを発表した。
(共同)
↓ソッコー削除になった文面の一部(昼の時点)
「東京高裁 楽天の特別抗告棄却 TBSへの帳簿開示請求で」
TBSが保有する有価証券の詳細を記載した会計帳簿の開示を楽天が求めていた問題で、東京高裁は二十七日、東京地裁の仮処分申請却下を不服とした楽天の即時抗告を棄却する決定を下した。決定はその理由として、二十八日に開かれるTBSの株主総会前の閲覧 ...
気付いた時には、googleのキャッシュの見出ししか残ってなかったから、この先が分からない。
でも明らかにタイトルも論調も違う。東京新聞のオリジナルソースっぽい。
これだけじゃ何とも言いにくいが、訴えた楽天側の視点も平等に反映された記事だったようだ。
この文章の後にどんな、政財界のゲキリンに触れるような事が書いてあったのか。
イマサラながら、自公とつるんだTBSと電通の力はすごいと感心しました。(断じてホメてるわけぢゃない)
参考: 今までの経緯→
楽天・TBS、泥沼化 帳簿開示求め仮処分申請(ITmedia News:070607)
2007年3月 楽天が、TBS株の買増しを臭わす。
4月 TBS株の買増しを正式表明、バトルが始まる。
6/6、楽天が、TBSの株式売買を詳しく記録した会計帳簿の開示を求め、東京地裁に仮処分申請。
6/18 東京地裁は仮処分申請を却下、楽天は同日、これを不服として東京高裁に特別抗告。
6/27 東京高裁 楽天の特別抗告を棄却。
楽天は、TBSが買収防衛策の導入をもくろんでる6/28の株主総会に向け、
「TBSと他企業の株の持ち合い状況を確認する必要があり、
株主が株主総会で議決権を行使するには、帳簿閲覧は必要不可欠」と主張。
株主総会の委任状争奪戦で既にグジャグジャになってる上に、裁判も泥沼化。
TBS井上社長はというと、キレ気味に、法廷でも全面対決の構え。
「事業に必要なら、株式を取得するケースはあるけど、安定株主なんてこたア考えてない。」
「定時株主総会の議決権行使すんのに、帳簿類は要らんだろ。有価証券報告書ですでに内容出してる。」
「TBS役員が特別背任罪だなんて、名誉棄損だ。」
井上さんと三木谷さんは5/20にも、三井住友銀行の奥正之頭取に仲介してもらって会談したけど、平行線だったそうだ。
三木谷:「20%超まで買増し、TBSを持ち分法適用会社にしたい」
井 上:「株式を手放さない限り、業務提携には応じん
国内だけ見てると足元すくわれます。
ハイリゲンダム・サミットでアベっちが、経団連の頭さえ飛び越え、こっちでもコソーリと
「5/1に三角合併解禁したでちゅ。外国投資への規制なんかしないでちゅ」って正式に約束。
これって、まったくニュースに出なかったねえ。
このままだと、多国籍の大企業や、ネオコン系のハゲタカファンドが何をしようが、
一切批判的な報道はできなくなる予感。
去年の政治資金規正法改悪の強行採決で「外資比率50%超でも永田町への献金OK」になっちゃったんですねー。
「秋の『三角合併』祭り」とか言うんですか、怖いですねー。
7/29参院選 自民・公明にNO! ですよっ。
どうかお願いですから
選挙に行って下さい!<(_ _*)>
今回の記事はショックです。地方紙までそんな事に!?東京っていうのが監視厳しかったんでしょうか?;;もう、怖いです〜;でも、南側とか健全みたいですよね。北海道とか。やはり中央から離れた方が監視が緩いんでしょうか?同じ朝日新聞とかでも、関西と関東じゃ、見出しの言葉が違うみたいですし。
コメントありがとうございます。
国民はもう充分に冷たい滝に打たれているじゃありませんか。
それに夏カゼひくと後々大変ですし。。。
政府は「集団的自衛権を認め、北朝鮮からのミサイル攻撃(笑)を迎え撃て」って、秋には憲法9条をなし崩しにしようと、本格的準備に入りました。
非常に危険です。
あとは参院選で審判を下すのみです!!
一方、極右勢力がリアルで議席確保を目指し、本気で動き出したようです。
詳細はKEN様の「灰色のベンチから(6/28・6/29)」をのぞいて下さい。
→http://futu-banzai.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_23d8.html