パソコン部屋あづい (;´Д`) カラダも溶ける。。。
更新をサボってる間にも、次々と目まぐるしく世の中は動いている。
コイケ防衛大臣と塩崎官房長官のサヤ当てで紛糾してた防衛次官の人事。
守屋次官の往生際の悪さもひどいけど、じっと様子見のアベっち。
コイケ大臣は名護市長と、大キライな「守屋おろし」と交換に
米軍基地問題の反対を封じるように密談してた、なんてウワサまで聞こえた。
国民の存在ははどこ行っちゃったんだろう。
佐藤正久・元サマワ先遣ヒゲ隊長に公開質問状が叩きつけられ(こことか、ここ)
ついにマスコミも重い腰を上げざるを得なくなっている。
ブログでの騒ぎと、弁護士グループを主体とする市民有志の共闘が火付け役になった。
「同盟国がやられたら、わざと巻き込まれて集団的自衛権を行使するつもりだった」
「日本の法律で裁かれるなら喜んで裁かれてやる」
→YouTubeにニュースで発言時の魚拓あり
自衛隊票で当選させてもらったとはいえ、あまりにも低劣な国会議員だ。
今こそ野党は協力して、国会でヒゲ隊長の罷免(実際は辞職勧告)を要求すべきだろう。
公衆の面前で「法律なんか守らない」と言ってのける議員なんかあり得ない。
自衛隊が実質上の軍隊である以上、これはヒゲ隊長の個人的想いではなく、
暗黙に部隊内で合意・口頭指示された作戦だったんじゃないのか?
ここんとこ、調べて欲しい。ヒゲ隊長だけ叩いても、自衛隊の内部に
シビリアン・コントロールの効かない危険な風潮がはびこってる気がする。
こんな状態のまま秋の国会では、「ムリヤリ特措法」で憲法をひん曲げ、
禁断の「集団的自衛権」に道を付けようとしている。
国防の中枢をになう人達の人事さえ、コントロールできない政府。
憲法を破る事を公言する、前線部隊の隊長を国会議員に選ぶ国民。
世界の笑いものだぜ。恥ずかしいったらありゃしない。
こんな有様じゃ6カ国協議で発言権が段々なくなるのも当たり前。
この際、守屋次官続投も消えたことだし、
佐藤正久・参議院議員とコイケ大臣をサッサと永田町から追い払いたい。
もうあいつらの顔を見るのはウンザリだ。
3人ともいなくなってくれないかな。
沖縄の米軍基地建設にに反対する辺野古の非暴力の抗議はこの瞬間も続いている。
完全に非暴力でありながらテロリスト扱いされて、
ヘトヘトになって殺人の為の施設に反対するオジイやオバアたち。
抗議運動のメンバーは調査が始まって以来、殴る蹴るの暴行を受け、
先日は平良牧師がボンベのバルブを閉められ、
危うく殺されかけたのに、メディアは全く無視を決め込んでいる。
報道機関は、そういう態度が自殺行為だと気づいてないんだろうか?
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でも、小さな救いはある。
8/15終戦記念日の夜、NHKのテレビ討論会
「日本の、これから『考えてみませんか?憲法9条』」
が刺激的だった。
6人のパネラーと客席の一般参加者がワイワイやる形式。
高坂 節三(元経済同友会憲法問題調査会委員長)
渡辺 治(一橋大学大学院教授)
小林 節(慶応義塾大学教授)
小林よしのり(漫画家)
伊勢崎賢治(東京外国語大学大学院教授)
斎藤 貴男(ジャーナリスト)
(敬称略)
パネリストの人選は結構バランスがいいと思う。
客席にも自衛官OBとか、軍事至上主義の「仕込み」の人たちもいた。
第二次大戦で死線をくぐった元兵士や、イラクのNPOで惨状を見て来た人もいた。
中でも、渡辺治さんの、怒りを込めた主張が光っていた。さすが。
「アメリカと一緒に行う侵略戦争を、正当化する為のコトバが『集団的自衛権』だ。
一度これを認めれば何でもありになり、歯止めは利かなくなる。」
嫌韓ブームの火付け役で、改憲推進派の小林よしのりさんでさえ、
「今の(論議を尽くさずアメリカ言いなりの)政府の下での改憲には反対。」
と言い切っていた。
きっと調整室にはエライさんも詰めて、「いらないこと」を言わせないように、
「台本通りコメントさせろ!」と、イヤホンを通して怒鳴り散らしてたことだろう。
進行の三宅アナの顔色があまりにも変わるので、そっちの方がハラハラした。
生放送で、対米追従に異を唱える護憲派の論客も一緒にスタジオに招き、
ほぼ自由に発言させたプロデューサーとディレクターの良心と勇気に拍手したい。
それにしても、あの席に森田実さんが座ってらっしゃらないのが、
何とも悔しくて、寂しかったなあ。
→ヒゲ隊長に質問状が出されたニュース(毎日)はこちら....
イラク派遣:元陸自のヒゲ隊長、佐藤参院議員に質問状
元陸上自衛隊イラク先遣隊長の佐藤正久参院議員が、派遣先のイラクで他国軍隊が攻撃を受けた場合、駆け付けて援護する「駆け付け警護」を行う考えだったことを表明したことに対し、弁護士ら約150人(呼びかけ人代表・中山武敏弁護士)が16日、「違憲」と公開質問状を送った。
佐藤氏は10日に放映されたTBSのニュース番組で、当時イラクで指揮官として「駆け付け警護」を行うつもりだったことを明言し、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と発言した。「駆け付け警護」は、正当防衛を超えるとして憲法解釈で認められていない。
質問状は「違憲、違法なもので、シビリアンコントロールに反する」として、7項目について今月中の回答を求め、安倍晋三首相にも佐藤氏に辞職勧告するよう要望書を送った。佐藤氏の事務所は「現場に行って法的不備があると感じての発言。質問状は届いていないが精査する」と話した。【長野宏美】
毎日新聞 2007年8月16日 20時32分