後任決定まで当面はチャールズ・コナー副長官が代行とのこと。ブッシュ米大統領が発表。
ジョハンズ前長官は言わずと知れた狂牛肉販売の司令塔。
本来なら狂牛肉に日本の野党が疑問をバシバシぶつける最高のタイミングだ。
今、せっかく参議院で自民党が死に体になってるというのに、
首相はバックれるわ、国会は開店休業だわ、無政府状態が悔しい。
ひょっとするとアメリカは、それも最初から折り込み済みで、
今をねらってジョハンズ長官を引っ込めたのかな。
松岡さんが命を落としてまで狂牛問題に疑問を挟み続けたのを思うと腹が立つ。
韓国あたりが一層ギャーギャー騒いで目立ってくれないかな。
モタモタしてるとまた財界の深部から食肉メジャーの実力者が送り込まれちゃうよ。
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共和党寄りのネブラスカ州知事から2005年、閣僚に抜擢されたジョハンズ前長官。
地元の重鎮の上院議員の引退を受け、4人中の最有力候補として州の指名獲得争いに入る。
引退した重鎮ヘーゲルさんは、共和党内部からイラク戦争に苦言を呈してきたそうだ。
だから大統領は「目障りな大先輩」に裏攻勢をかけて引退してもらったんだろう。
狂牛肉より金額の多い、目先のイラク軍需を続けなきゃヤヴァイのね。。。
→米ジョハンズ農務長官、辞任へ・上院選へ出馬観測
(NIKKEI NET:070920)
(引用開始)
【ワシントン=藤井一明】
ブッシュ米大統領は20日、ジョハンズ米農務長官の辞任を発表した。
共和党の有力者で政権のイラク政策を批判してきたヘーゲル上院議員(ネブラスカ州選出)
の政界引退に伴い、上院選に出馬するとみられている。
ジョハンズ氏は米国産牛肉の市場開放を促す旗振り役で、日本にも圧力を強めてきた。
来年の上院選については共和党の苦戦が伝えられる中、
ネブラスカ州知事も務めたジョハンズ氏に期待が高まっていた。
一方、農務長官は米国の農政の要となるポスト。日本や韓国などに牛肉貿易を迫る方針に
変わりない見通しだが、司令塔の辞任は世界貿易機関(WTO)の
多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)や米国の農業補助金の見直しなどの作業が停滞する要因になりうる。
政権では8月末にゴンザレス司法長官が辞任を表明したばかり。
閣僚以外にも大統領側近らの退任が相次ぎ、求心力の低下が続いている。(22:42)
(引用おわり)
米国御用達D通・時事通信は今朝(9/21)の時点でWEB記事を引っ込めてた。早っ。
ジョハンズ長官はトンでもない人物だ。
韓国政府が日本みたいにホイホイいう事を聞かないのに業をにやし、
WTO交渉打ち切りをチラ付かせて兵糧攻めにし、
今年中に落城させようとあの手この手の画策を巡らして来た。
去年春には、香港で米国産牛肉から危険部位の骨片が見つかった時、
ワシントンの記者会見の席上でハッキリと
「食肉処理で骨が混ざるのは、世界中どこでもアタリマエ。」
って言い切った。
→アメリカ居直り外交(Mangiare!Cantare!Pensare!様:060318)
同じ頃、狂牛病でヨレヨレのヘタリ牛29頭が国内市場に出回ったのがバレた時も、
「元気な牛が検査をパスした後で、みんな転んで骨折したのっ!」
とイイワケしてた。
→米国牛肉の調査報告―へたり牛は骨折?(Mangiare!Cantare!Pensare!様:060219)
アメリカの行政府自身が、BSE対策なんぞ、これっぽっちもホンキで考えてない事を
何度も宣言してるのに、日本では意図的に小さく扱われて続けてる。
「食べるな危険・中国食品」
「こんなアブナイ食料で北京五輪は開けるのか?」
メディアから毎日洪水みたいにあふれ出す中国バッシングと、
いまどきのオネーさんたちの牛肉食べまくり番組。
アメリカ追従の政財界は、何から目をそらさせようとマスコミ操作してるのか。
足元の方もかなりヤバくないですかね。
松岡さんのことも既に忘れられた雰囲気になってしまいましたね。
人ひとりの命がなくなったのに真相の解明もなされない。
どう考えてもおかしい話です。
そもそも松岡さんは死ななければならないほどの悪人だったのか?
私にはそうとは思えません・・・。
コメントありがとうございます。
松岡さんは典型的な金権体質の自民党政治家でしたが、
部下や関係者もろとも3人も消されるなどと言うことが、
法治国家でウヤムヤにされていい訳がありません。
伊藤一長・前長崎市長暗殺の件も、国交省による強度不足建物のインペイも、
六ヶ所村のプルトニウム本格生産も、柏崎の事故調査も、
予定通りウヤムヤになりつつあります。
まじめに国を憂える人は親米インチキ右派の手で葬られる。
命を取らなければ、植草さんやNHKの愛国派ディレクターたちのように、
変質者のレッテルを捏造し、職業人としての生命を奪う。
メディアは国の言うままに偏向報道の限りをつくす。
この国に決定的に欠けているのは透明性です。
まずは第一歩として、一番政権に手の届く小沢さんを応援し、
そこから新たな方向を模索するしかないのでしょう。
我々が生き長らえる道はやっぱり 自End です。