福田内閣で法相に留任した鳩山弟が早くも問題発言。
→「死刑執行、自動的に進むべき」 鳩山法相が提言(asahi.com:070925)
(元記事の引用は「続きを読む」の後に置いときます)
こんな最低の人権意識しか持たない人物が法の番人とは。
ま、そうゆー人だからこそ続投させたんだろうけどね。
「誰だって判子ついて死刑執行したいと思わない」って、
その仕事の重さと痛みを受け止めて、執行するかどうか
決めるのが、現制度下での法務大臣の責任だろが。
死刑制度の是非をここでしっかり論議するのが先であって、
責任取るのがウザイから、クジ引きでドンドン殺せって発想は、
余りにも人間の尊厳をバカにしている。
死刑制度の是非以前に、冤罪の問題もある。
刑が確定したあと、大臣の判断で時間が充分に取られれば、
最終的に事実が勝って、助かることもありうる。
鳩山法相は、同じ調子で共謀罪の制度化も思い切り推進するだろう。
罪を犯してしまった人や、政府に疑問を投げる人の人権は
彼の大好きなチョウチョの標本と同じくらいの重さなんだろうか。
閣僚として、法務省の方針をそのまま発表するだけでいいのか?
鳩山さんは去年暮れ、フィリピンの自然保護区内で無許可で、
日本人ガイドを務めたチョウ収集家の方に網を振らせた。
その際、高圧電線に触れたその方は両足を失う手術を受け、脳膜まで焼けた。
その際は幸い一命はとりとめたものの、鳩山事務所は、
無許可の違法捕獲が表沙汰になるのがイヤだったのか、
治療費の支払いを渋り続け、結局有志のカンパで帰国することになった。
その後チョウ収集家の方は、容態が悪化し、帰国かなわず亡くなったそうだ。
同じ人の言動のクセは、公私に渡って共通してる事が多い。
来春から党派を超えて鳩山兄弟で「友愛塾」とか言うのをやるんでしょ?
この政治塾でどーゆー次世代リーダーを育成するのか見てみたい。
民主党のお兄さんは、ここんとこどう感じてるのか。
小一時間問い詰めたいもんだ。(懐かしいフレーズ)
9/27追記: とむ丸様の所で、続報を知りました。
鳩山さんに同行した日本人チョウ収集家、日向博美さんが4月末、
帰国を目前に、再入院先の病院で亡くなられたとのことです。
記憶に頼って書いていたので、その後の出来事を見誤っていました。
日向さんのご冥福をお祈り申し上げます。
記述を訂正し、お詫び申し上げます。
ご家族もバラバラになってしまったようで、
あまりにお気の毒で言葉に詰まりますね。
鳩山事務所から最終的に渡された見舞金や香典の総額は
治療費用にすら達していません。何を考えてるのでしょう。
税金使って公用ビザで、野生生物を違法捕獲、人身事故って。。。
この出来事に関して、鳩山法相の責任を野党はキッチリ追求し、
ご本人とご遺族の無念を少しでも和らげてほしいものです。
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(引用開始)
「死刑執行、自動的に進むべき」 鳩山法相が提言
2007年09月25日11時41分
死刑執行命令書に法相が署名する現在の死刑執行の仕組みについて、
鳩山法相は25日午前の退任記者会見で
「大臣が判子を押すか押さないかが議論になるのが良いことと思えない。
大臣に責任を押っかぶせるような形ではなく執行の規定が
自動的に進むような方法がないのかと思う」と述べ、見直しを「提言」した。
現在は法務省が起案した命令書に法相が署名。
5日以内に執行される仕組みになっている。
鳩山法相は「ベルトコンベヤーって言っちゃいけないが、
乱数表か分からないが、客観性のある何かで事柄が自動的に進んでいけば
(執行される死刑確定者が)次は誰かという議論にはならない」と発言。
「誰だって判子ついて死刑執行したいと思わない」「大臣の死生観によって影響を受ける」
として、法相の信条により死刑が執行されない場合がある現在の制度に疑問を呈した。
(引用おわり)