2007年10月12日

秋の贈り物・キンモクセイ酒

雨に洗われたキンモクセイの官能的な香りが、散策にいざなう。
ン〜(´ー`)秋ですなー。

しかし、食い意地の張った管理人は、それだけぢゃ満足できず。
今年もキンモクセイ酒を仕込んだもんね。
すばらしくいい香りなんだな、これが。
サッサと寝りゃいいのに、こんなことしてるからマスマスきつくなるのだ。

健康酒(漢方薬)として作る方は、収穫した花を天日で一旦干してから
漬け込むそうだけど、単に「花そのもの」の香りを楽しむのが目的なので
ナマのまま行く。

検索すると「洗わないで漬けた方がいい」って言うレシピも多い。
花粉(日本のキンモクセイはほとんど雄株)が流れちゃうと
風味が弱まるのかしら。
でもなー。農園や里山のキレイな木ならいいけど。
枝にさんざん煤煙やらディーゼルの浮遊塵やらがこびり付いてる
都会の木からとった花は、咲いたばかりとは言っても抵抗あるな。

なワケで妥協策として、花粉の袋(葯室)が全開になってなさそうな、
花がようやく開き始めた日を狙う。
その方が香り成分も揮発し切らないで、花の組織中に残ってるだろう、
なんて期待して。

「両手にこんもり」くらい集めたら(量はテキトー)、ザルでザッと洗って
水気を切り、密閉できるお好みのビンを滅菌し(熱湯かアルコール)、
ホワイトリカー・氷砂糖(これもテキトー)と一緒に入れれば終わり。
氷砂糖がなければグラニュー糖やただの砂糖で一気に漬けてもOK。
キンモクセイの花は小さいから、徐々に浸透圧を上げて行かなくたって、
ムラなくちゃんと成分が出る。

収穫した量に合せて、半分から2/3位は花で埋まるサイズの容器がいい。
相対的に花が少ないと香りがあまりつかない(香りの強さはお好みですが)し、
大きな容器の底にチョビっと酒があるのも、空気、つまり雑菌がたくさん
入ってる状態になって、よろしくない。
キンモクセイは花が小さく、表面積が大きいせいで雑菌を拾いやすいから
砂糖は余り減らさない方がいいと思う。
飲む時甘すぎたら割ればいいし。

時々そーっと上下反転しながら揺らして中身を均一に混ぜてやる。
ウメより大きい果物の酒でなければ、ウチでは念のため冷蔵庫で寝かせる。
熟成は遅れるけど、腐敗の恐れも減る。
1〜2ヶ月経ったら、花を除いて酒だけ熟成させれば、さらに安全。
また、一度開封したら即、花を取り除くこと。と言うのは・・・

前回、正月に開封した後で、メンド臭いのでフタだけ閉めてそのまま
2日くらい室温に置いたら、液面の花が褐色に変ってた。
しまったと思った時は、酢が入って(酢酸発酵して)後の祭り(TT)
せめて撹拌して上下を入れ替えりゃ良かった。
酢酸菌の胞子なんて、どこにでも飛んでるもんね。反省反省。
もったいないから、マズイマズイと言いつつ結局全部飲んだけど(^^;)

ろ過する時の、コーヒーフィルターやガーゼ、ジョウゴ、
移し替え作業用の容器なども、熱いお湯で洗うか、
熱がダメな素材の道具は、せめて消毒用アルコールか
ホワイトリカーで滅菌しましょう。
ここから微生物くんが入ると今までの労力が( ̄m ̄)

ま、お正月に飲み頃になればいいか。
ゆっくり待つとしよう。
毎年楽しみをくれる天の恵みに感謝しつつ。。。


この自然の営みがずっと続くといいね。
一人一人の「目覚め」が問われてる。
何気ない暮らしのひとコマが、遠い思い出にならないうちに。
自然を収奪し、人を踏み台にする「豊かさ」なんて、
いつまでも続けられないからね。
posted by Francisco at 13:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして ちろと申します。 今日はぶいっちゃんの所から来ました。時々拝読しては密かに共感しておりました。(最近では10月7日のエントリ)本日の話題は、なんだかほっこりとしてなごめます。来年はわたしも家の金木犀の花で桂花酒、作ってみよう!これからもお邪魔します。政治ネタも音楽ネタも楽しみにしています。
Posted by ちろf@前橋 at 2007年10月12日 22:49
ちろ様
ご訪問&コメントありがとうございます。
8ヶ月前にブログを始めたときは、自分でもまさか
政治ネタが中心になるとは思ってもいませんでした(^^;)
余りに世の中がオカシイので、自然に話題が寄っちゃうんですよね。
肩のこらない身近な話題も増やそうと思っております。
(本人も疲れますしね)
これからもよろしくお願い致します(^^)
Posted by Francisco at 2007年10月14日 07:48
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