やっぱり飲まなきゃ腹立って寝られなかった(-"-)=3
一昨日10/28投開票の東大阪・出直し市長選挙で、共産党・新社会党推薦の元市長・
長尾淳三さんが、自公推薦の新人・野田義和さんに、文字通り「僅差」で負けた。
16万5千票の投票総数のうち、二人の得票数の差はたったの2,366票( ゚д゚)。。。
あまりにも残念。
野田 義和 72,820(無所属新人・前市議会議長、自・公推薦)
長尾 淳三 70,454(無所属・前市長、共産推薦、新社会支持)
西野 茂 22,014(元自民府議)
これだけデッドヒートした状態でなら、投票率さえ上がっていれば
無党派層を取り込んで、間違いなく勝てただろうに。(TへT)うっうっ。
投票率は42.06%で、前回の36%よりはUPしたものの、マスメディアへの
「情報統制」が成功し、イマイチ伸びなかった。
予想通り、がっくゎいの皆さんが街頭でデマを吹聴し、ネガティブキャンペーンを
展開したってよ ヽ(`д´)ノ
→東大阪市長選、長尾さん惜しくも及ばず(記事追加)(さるのつぶやき様:071028)
おまけに長尾さんの落選が決まった後に、ワザワザ選挙事務所の前を勝どきの声を
上げながらワゴン車で通り過ぎていった若い人たちまでいたそうだ(多分おなじ皆さん)。
→長尾淳三候補惜敗!東大阪市長選挙
(嶋ともうみ☆たしかな野党を応援し続ける勇気を!様:071029)
「任期満了に伴う市議会議員選挙→市長不信任→解散または出直し選」の
シナリオは始めからあったワケだな。
。
。
。
<ここから妄想モード突入>
A「夏になってイキナリ市の人口ガーン増えてんねんで。カッコええなあ ( ̄∇ ̄)」
B「それバレたらヤバイやろ。」
A「どうせ新聞もTVもビビってスルーや ( ̄ー ̄)」
B「あ、そう言えばウチとこの店長から『忙して忙して投票できひんから、○○さんに
オレの分と2票入れといてんか』って整理券?あれもろたな。」
A「オイオイ!そっちの方がむっちゃヤバイっちゅーねん! Σ(゚Д゚;)」
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どーかこれが<妄想>でありますように(^^;)
参院選をはさんで、「自公政権にNO!」の風が強まっているのは確かだ。
でも、地方政治も国政も、選挙は結果が全て。
改めて自民党の各業界への圧力と、公明党の組織力は
まだまだ強大だと感じた。
何が何でも政権交代を実現し、そこから政治とくらしを立て直すしかない。
自民が下野するまで、衆議院・総選挙へ向けて国民は監視の目を緩めちゃダメだ。
自公が下野して小沢民主が政権を取ったとしても、
国民新党と社民党がバランスのいい連立を組んでリードしていかないと
このまま行けば2010年改憲発議・2011年国民投票で、
日本の平和は本当に終わってしまうかもしれない。
小沢さんも、平和貢献が主体といいながら、国連の名の元でなら、
自衛隊を激戦地に送り込んでも仕方がないと言ってるしね。
そのためには政党も一般国民も、今いちばん大切なのは野党共闘だ。
オバマさんかヒラリーさんが大統領になれば日本に更なる戦費と、
今度こそ兵隊出せ、ってガンガン脅しをかけて来るだろう。
米・民主党だって、バックが金融資本であることは共和党と変わらない。
組の若頭のアメリカ様にハッキリとモノを言うということは、指ツメ、
つまり経済制裁ぐらいアリだと、日本国民は覚悟しといた方がいい。
それでもカタギにならなければ、結局早死にするだろう。
強大なアメリカ・EUと渡り合うには、東アジアは一枚岩になった方がいい。
今のうちに日本は中・韓と強固な信頼関係を築くのが喫緊の課題だ。
米中の蜜月ぶりを見るにつけ、今を逃せば手遅れになると思う。
アメリカの金融資本は、日本が中国や韓国に好かれるようになるのを、
実はすごく嫌がってると思う。
日中韓が仲良しの関係になって、一枚岩のアジア経済圏を築けば、
EUとアジアから挟み撃ちに遭うだけじゃなく、アラブの産油国と
インド、アフリカ諸国も一層東アジアに擦り寄って来るだろう。
イスラエルはますます孤立する。
日中の政治的な影響がお互いに強くなって、中国に民主主義の芽が
出たりなんかしたら、「地球環境」を気にし始めるかもしれない。
それじゃアメリカ様はオイルマネーと原発ビジネスを「独り占めくん」
できないじゃん。そんな地獄は何としてでも潰したいハズだ。
だから日本国内で特定アジア嫌いの皆さんが元気に騒ぐほど、
アメリカはホッとしてるんじゃないかな。
米・仏のメディアに、櫻井よしこたん・花岡信昭たん達が旗振りの
『なんちゃって愛国・歴史ねじ曲げ隊』が
「慰安婦はウソッパチ」「南京虐殺はなかった」とかいう
噴飯モノのプロパガンダを流した時も、アメリカの金融資本は
『よくやった! 怒れ、アジア系議員! 怒れ、中韓!』
『日本てホント、能天気なカモよね(゚∀゚)ウシシシ』
『アベっちも終わるから、ブッシュ使って拉致問題も終らせよっと。』
てな感じだったんだろう。
対等な連帯と、隷属は違う。
ところで。。。
喜八様がおっしゃっていて、自分でも気になった事がある。
「朝日新聞と産経新聞の『論調』が一致したら危険信号」。
なんか、今回の東大阪の選挙報道も、とってもヤな感じ。
このエントリ末尾に引用した両記事を見比べて欲しい。
『自民党の公報紙』産経はアタリマエとしても、朝日も言葉を選びながら、
論調としては遠まわしに自公・野田さんヨイショの記事になってるのが気持ち悪い。
東京新聞と日経は、今回は共同通信のソースを使った、ニュートラルな表現。
「自民、公明両党は党本部から幹部が度々応援に駆け付けるなどして組織票を固め、
長尾氏に小差で競り勝った」って感じ。
読売の記事。み、短っ!この話題をスルーしたい態度がミエミエ(W
いやはや。。。
美しいアジア。アジアの中の日本に生まれたことを誇りに思う。
戦争しないって、そんなにヘンなことですか?
ブロガーも野党共闘を!
軍国自公の下野と、郵貯・簡保資産を国民の手に取り戻すために!
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東大阪市長選 自公推薦の野田氏が共産から市政奪還(産経:071028)
(引用開始)
不信任決議による前市長失職に伴う大阪府東大阪市の出直し市長選は28日、
投開票され、無所属新人で元同市議会議長の野田義和氏(50)=自民、
公明推薦=が、前市長の長尾淳三氏(55)=共産推薦=と、無所属新人の
元自民党府議、西野茂氏(64)の2人を破り初当選した。
投票率は42・06%(前回36・03%)。
保守分裂選挙となったが、1年3カ月ぶりに共産から市政を奪還した。
不信任決議は9月3日の市議会で、自民、公明など多数野党が「議会軽視」
「公約違反」などを理由に可決。選挙は決議の是非が争点になった。
自公は保守の一本化に失敗したものの、「共産党からの市政奪還」を掲げて
中央から党幹部らが次々と応援に入り、無党派層にも浸透。野田氏の知名度の低さや
保守分裂の影響をはね返した。
長尾氏は「不信任を受けるいわれはない」と訴えたが届かず、西日本唯一の共産市長
の座を守れなかった。西野氏は、保守層や無党派層に支持を広げられなかった。
(引用おわり)
東大阪市長に野田氏が初当選 不信任の共産市長3選阻む
2007年10月28日(asahi.com:071028)
(引用開始)
議会から不信任決議を受けて共産党員市長が失職を選択した大阪府東大阪市で28日、
出直し市長選が投開票され、無所属新顔の前市議会議長、
野田義和氏(50)=自民、公明推薦=が、
いずれも無所属で前市長の長尾淳三氏(55)=共産推薦、新社会支持=と、
元自民府議の西野茂氏(64)を破り、初当選を果たした。
長尾氏は就任1年2カ月の9月議会で可決された不信任を「道理がない」と訴えたが、
無党派層に支持を広げられず、人口50万人以上の市では唯一だった共産党員市長の
3回目の当選はならなかった。投票率は42.06%(前回36.03%)だった。
前回、自民を離党して立候補した西野氏が今回も出て保守が分裂。
野田氏は厳しい戦いを強いられた。
その中で、「財源の裏付けがなく、共産市政では何もできない。
市政が停滞するばかりだ」と長尾市政を非難し、行財政改革が急務と訴えた。
また、組織票を手堅くまとめ、公明・創価学会の力強い後押しも受けて共産批判票を取り込んだ。
長尾氏が不信任の是非を最大の争点と位置づけ、失職直後の9月23日にあった任期満了に伴う
市議選前から市長選をにらんで街頭に立ち続けたのに対し、
野田氏の立候補表明は今月9日と出遅れた。選挙序盤は全市的な知名度で劣っていた。
しかし、国会議員を次々に東大阪入りさせるという自民、公明の国政選挙並みの態勢に支えられ、
劣勢を挽回(ばんかい)。訴え続けた「共産からの市政奪回」を実現した。
長尾氏は、98年に詐欺罪などで起訴された市長の辞職に伴う出直し選挙で初当選。
4年後に敗れ、昨年7月に返り咲いたが、9月議会で圧倒的多数を占める自民、公明などから
突きつけられた不信任決議を受けて失職を選んだ。今回の市長選は、統一地方選、
参院選、市議選と続いた「選挙疲れ」の中でいまひとつ盛り上がりに欠け、
無党派層の後押しがなかったのが響いた。
(引用おわり)
共産党員前職は落選 東大阪市長に野田氏
(東京新聞:071028)
(引用開始)
不信任議決で前市長失職に伴う大阪府東大阪市の出直し市長選は28日投票、即日開票の結果、
無所属新人の元市議会議長野田義和氏(50)=自民、公明推薦=が、
前職の長尾淳三氏(55)=共産推薦=と無所属新人の元自民党府議西野茂氏(64)を
約2400票差で破り初当選。投票率は前回を6・03ポイント上回る42・06%だった。
前回選挙に引き続き保守分裂となったが、野田氏が「市政奪還」に成功。長尾氏は西日本唯一の
「共産党員市長」を守れなかった。
選挙戦で野田氏は「財源もないのにできもしない公約を並べている」と長尾氏を批判し
行財政改革を主張。自民、公明両党は党本部から幹部が度々応援に駆け付けるなどして組織票を固め、
長尾氏に小差で競り勝った。
(共同)
(引用おわり)
出直し東大阪市長選、前市会議長の野田義和氏が初当選(YOMIURI ONLINE:071028)
(引用開始)
共産党員の前市長への不信任決議・失職に伴う東大阪市の出直し市長選が28日行われ、
新人の前市議会議長・野田義和氏(50)(無=自民・公明推薦)が
前市長・長尾淳三氏(55)(無=共産推薦)らを破り初当選した。
投票率42.06%。
(引用おわり)
でも、ひどい市政やられたら、その分近く訪れるであろう衆院選で共産の票のびるかも、と期待もしているんですが…;;だめですかね?;
ともかく野党共闘ですね!(できれば護憲派でお願いします;)
弊ブログ記事を紹介いただきまして、ありがとうございます。
(ただし、私の記事ではなくて r さんの書いた記事ですが)
「朝日新聞」が「左翼」なんてのは幻想に過ぎないんですね(これまた r さんの見解ですが)。
「朝日」にしても「産経」にしても、その本質は「ジャーナリズム」なんかではなくて、あれは「広告業」と見たほうがいいのでしょうね・・・。(^_^;)
でもあれ以降、選挙事務所前で叫んだセリフは記事から削除しました(^−^;)。聞き違いではないと思うけど一応(^−^;)。
〜たしかな野党を、小さくても応援し続ける勇気を!〜
悔しいです(T□T)
でも低投票率の中、これだけ伯仲した戦いにまで盛り上がった
市民の「目覚め」に一筋の希望も感じます。
庶民がまっとうに生き延びるには野党共闘してもらう外、途はありません。
新市長の腕前を全国から、とくと拝見しましょう。
小さくてもいいから皆で声を上げ続けましょう。
今後ともご贔屓に〜。
喜八様
コメントありがとうございます。
r 様、鋭い「ニュースの見方」ご伝授ありがとうございます。
この指標は、ものすごく役立ちますね。
国民の目と耳をふさぐ戦略極まれリ、って感じです。
各社の記者たちの頑張りを経営側がひねり潰すのが腹立ちます。
産経のWEBは別格。どこを見ても「政治欄」すらありません(爆)
これからもよろしくお願いします。
嶋ともうみ様
ご丁寧にありがとうございます。
光栄だなんて、政治のこともよく知らないまま、ただグチを連ねているだけですので、お恥ずかしい限りです。
こちらも念のため表記を訂正しました。
(って言っても事実は事実なんでしょうけど。)
選挙結果を思い出すたびにムカつきます。
3年後を見てろよーって感じですね。
今後ともよろしくお願いします。
ホント、今のままではどっちに転んでもアメリカの言いなりになりそうで・・
まずは自公を引きずり下ろし、国益派を支援していきたいところです。
>3年後を見てろよーって感じですね。
3年後、と思っていたのですが、東大阪市の選管に問い合わせて聞いたら、野田新市長の任期は4年と言われました。
私の住む大阪市では、一昨年に市長選挙をたたかってそれから2年後である今年に市長選挙をたたかうものですから、東大阪市も何か特例が適用されて3年後になるのかなと思っていたのですが…。不勉強ですみませんm(__)m。
〜たしかな野党を、小さくても応援し続ける勇気を!〜
レスが遅れてしまい、失礼しました。
小沢さんが追い詰められたのが何とも痛いですね。
心配が急速に現実化していっています。
国民はウソをウソと見抜く態度が求められています。
当面は共謀罪に要注意ですね。
よろしかったらまた遊びにいらして下さい。
これからもよろしくお願い致します。
嶋ともうみ様
4年後は、このまま行けば憲法改造の年ですね。
何だか押しつぶされそうな気分ですけれど、
勇気と希望を胸に、市民の「目覚め」を促し続けたいですね。