忘れたころに、久しぶりの報道。
→鳥獣対策に自衛隊 市町村の要請可能に(asahi.com:071210)
WWFジャパンなど環境系のNGOが生態系保全の見地から反発を強めている。
「環境の専門家が少ない市町村がバラバラに駆除すれば、安易な駆除が増え、
地域個体群の壊滅につながりかねない」
言われてみればその通りだ。でも、環境以前に、軍国化の足音が気になるのは管理人だけかしら?
新聞がこの話題を突発的に取り上げ「させられてる」たびに、何か怪しいニオイを感じてしまう。
●「与野党は10日、今国会で成立させることで合意した。」
→『これ大切なんだよ』って国民に印象づけ、電子投票法と一緒にツツガナク通過させたいんだろう。
●防衛省は「当初、自民党が議論していた(自衛隊の)銃による駆除は行わない。」ってワザワザ言ってる。
→シッポ出したぜ。やっぱゼッテー怪しい。
訊かれもしないのにワザワザ言うってのは、相当ナーバスになってる証拠。
気付く人は気付いている、と知った上で確信犯としてやってるね。
つまり『自衛隊の街なかドンパチはありませんよー』と言わなけりゃヤヴァイと認識してるワケだ。
まずは通しちゃった後、施行令・細則・運用基準の通達・告示などで、なしくずしに演習場の外での
自衛隊の銃撃を認める道を、どうしても残したいんだろ。
そもそもこの法案の言いだしっぺは農水省でも環境省でもなく、防衛庁長官OBたちだもの。
今の自民・公明・民主が仕切る翼賛状況では、この話を軽く流さない方がいいような気がする。
共謀罪とワンセットにされたら、かなり恐ろしい近未来図。
ある朝、護憲派ブロガーの玄関に、公安の刑事さんと一緒に自動小銃持った兵隊さんが立ってた、
なんてな情況になりかねない。笑えねー。
引き続き見守ろう。
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<引用開始>
鳥獣対策に自衛隊 市町村の要請可能に NGO反発
2007年12月10日22時09分
イノシシやシカなどによる農作物への被害対策を進める「鳥獣被害防止特措法案」について、与野党は10日、今国会で成立させることで合意した。成立すれば、市町村に、駆除など被害防止策の主導権をもたせ、防護さくの設置などで自衛隊に協力を求めることも可能になる。農村には歓迎の声が大きい一方で、環境NGOは「安易な駆除を防ぐ仕組みが不十分」と反対している。
自民、民主両党で合意した法案では、鳥獣駆除の許可権限を都道府県から被害現場に近い市町村に移す。市町村は、職員やハンターらをメンバーに被害対策実施隊をつくり、鳥獣の捕獲、防護さくの設置などを進める。地方交付税を拡充して、財政的な支援もはかる。民主党の求めで、環境相が農水相に意見を言える項目などを盛り込んだ。
この法律に基づき、農水相が基本指針を定め、市町村は、自衛隊に対して防護さくなどの設置に協力を求めることも可能になる。防衛省も自衛隊法100条(土木工事等の受託)に基づき、協力する方針だ。当初、自民党が議論していた銃による駆除は行わない。
これに対し、世界自然保護基金(WWF)ジャパン、自然保護協会など44団体は、「環境の専門家が少ない市町村がバラバラに駆除すれば、安易な駆除が増え、地域個体群の壊滅につながりかねない」と反対している。
法案は11日の衆院農林水産委員会と本会議で可決後、参院でも13日にも可決する見通しだ。
<引用終わり>
防衛省がらみはとにかく「隠れて」「黙って」ばかりですね。
みんながもっと軍事関係の汚職とか関心もたらきゃ駄目ですよね〜;
テロ特措法も衆議院の再議決で可決する事が与党内で決まったそうですし(怒)
「電子投票」も決まりそうだし、この流れで「共謀罪」「人権擁護法」も成立しちゃったらどうしましょう〜(T_T)
有害獣対策に(「駆除」も含め)自衛隊を使おうという話は,私も非常に気になっています.
一昨日の佐世保での銃乱射事件。その後のTV報道で いくつか違和感を感じているのですが、第一に、たまたま昨日朝 民放TVで見ていた、教会での銃発砲音の第一報、近所のオバサンの証言 「複数の発砲音が、5〜10分続いた。」 が、次に、警察官の 「一発の発砲音。」となり、またすぐに教会関係者が 「発砲音は“1発”だった。」と強調。 ‥何か 変。
最初のオバサンの証言だと、犯人がまた乱射しているのか あるいは銃撃戦になっているのか ‥と 連想されたのですが。
自殺と射殺では、全く違う話になりますね。
今朝のTV報道では、民間での銃普及に対する危険性を訴える意見のオンパレードになっていますが、それが、サル猪駆除は猟友会→自衛隊へ ‥と繋がるのでは、と思うのは、私の(被害)妄想でしょうか。
同時に思い出したのが、もう20年近く昔の話ですが、同級生の弟さんが 高校を中退した直後、どこで調べるのか 自衛隊の勧誘員がすぐにやって来て 言った誘い文句の一つ 「自衛隊に入れば、銃 撃ち放題だよ。」
いずれにしても 今後、佐世保のニュースは、TVではなく、ネットで確認しよう と思います。
コメントありがとうございます。
この話題、マスコミはもちろん、ブログシーンでも
「共謀罪」「人権擁護法」以上に、ほとんど出て来ません。
それだけ巧妙に仕組まれてて、気付きにくいのです。
(特定の宗教団体や利権団体を批判する人を弾圧しかねない
「人権擁護法」は、12/3からまたモソモソと蠢きだしましたねえ。
公明党の独走に、自民内部でも危機感を感じてるみたいです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2368/1111642800/r350)
秘密のうちに、暮らしの安全がどんどん脅かされて行く社会。
正直言って、怖いです。
気付いた人が小さな勇気を持って、アラームを鳴らし続けるしか
手はありません。
Ladybird様
ご訪問ありがとうございます。
そうですね。猟師さんの人手不足を補う為と言うと聞こえはいいですが、
安易に自衛隊に頼る、というよりは、自衛隊の日常的な軍事活動に
国民の目を慣らしてしまえ、という意図が見え隠れしますね。
一度「気付いて」しまうと、引っかかっていた事実がイモヅル式に氷解し、
もう自分の妄想だろうなどとは思えず、不安になってしまいます。
それだけに権力側は、みんなが気付いて情報の雪崩が起きない様、
二重三重にコソクな偽装報道を行うのでしょう。
サイトー様
私も全く同じ事を考えています。それについての記事を上げました。
すでにここに二人いるわけですから、、こういうブログにアンテナを
張るような敏感な人は、結構感づいていると思います。
先日ワザワザ「自衛隊が害獣を撃つことはない」って言ってたのが
その証拠でしょう。自分からシッポ出してどうするって感じですが。
「通り抜け無用で通り抜けが知れ」って川柳みたいですね。
笑えない。。。
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「サル特」とは直にはリンクしませんが、気味悪い事を思い出しました。
ちょっと前、財務省が10/15に発表した人事にはタマげました。
「官房企画官兼広報企画調整官」つまり国内や海外向け広報の企画立案
スタッフとして、ナンと 『D通』 から増田芳夫さん(48)を採用しています。
邪推すれば、税制含めた財政についての世論操作・洗脳工作担当?
郵政民営化マンセー、消費税引き上げマンセー、
の体制を固めるにはグッドアイディアかと。
この方は大学院で航空学を学び、D通に行く前は宇宙開発事業団
(現JAXA:宇宙航空研究開発機構)で、宇宙ステーションなど
宇宙開発を担当してたそうです。
宇宙技術と防衛技術は実質一枚岩ですから、ミサイルなんかの
防衛業界にも明るい方なのかも。
「御公儀隠密御庭番」? くせものめっ! 手裏剣シュシュシュッ!
ぢゃなくて、防衛省との横通しに活躍してもらって、
無料給油マンセー、ペイトリオット3配備マンセー、サル特マンセー。
いやーん。パズルのピースがどんどんつながってゆく (-_-メ);
妄想で終わって欲しい話が多すぎる、今日この頃。
小さくても、みんなで声を上げ続けましょう。
明日のために。子供たちのために。