次なる獲物を暗示するよな、ビミューに薄気味悪いニュース。
→非組合委員の利用 201農協で上限超える JAバンク(asahi.com:071225)
郵政のあとは、社会保険制度の資金や農協のカネが欲しくてたまらない、国際金融資本。
ロードマップ通り、2015年までに日本をしゃぶりつくしてポイ捨てするには、洗脳が大切。
新自由主義かぶれのカン違いさんたちは、ここぞとばかり援護射撃か。
確かに法令違反はいけないけど、延長国会の終盤に差し掛かり、
自民が再びバラマキ路線を表明した時点でこのニュースが出るのって、
タイミングが出来すぎてやしないかい?
このニュースに、郵政民営化や社会保険庁解体と同じニオイを感じてしまうのはナゼだろう。
洗脳電波発射中!!(放送終了後のフジテレビ風味)
「古代の恐竜みたいな農協より、自公の手厚い2008年度予算の方がステキでしょ。」
「小さな農家(特に稲作農家)は離農。企業の広大な農場であんしんな派遣社員。」
「農協はカネしか眼中にない、悪の温床。資金流動化で弱肉強食で爽やかな競争社会。」
「郵政米英化ほぼ完了→次は農協潰し→食料自由化→利権ウマー」
民主党の農業保護政策を散々「バラマキ」とツッコミ入れてた自公与党政府。
農家の票ほしさの余り、2008年度予算で、自爆。
そしたらアーラ不思議。
昨日12/24付けで2008年度予算の閣議決定を報じた「バラマキ」の語を含むWEB記事は、
12/25にはどの新聞社からも、相談したようにキレイさっぱり消えている。
ご丁寧に、検索エンジンのキャッシュも消えてやんの(爆)
あっちもこっちも大本営発表で忙しいでつね。
農家ヨイショの選挙対策の向こう側で、
農協つぶしのノロシがコソーリとD通あたりから上がり始めた、
なんて言ったら、被害モーソー過ぎるかしら。
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<引用開始>
非組合委員の利用 201農協で上限超える JAバンク
2007年12月25日07時03分
JAバンクの通称で金融事業を営む全国の農業協同組合(JA)の4分の1にあたる34都道府県の201農協が06年度、貯金や融資事業で、非組合員の利用の上限を定めた農業協同組合法に違反していたことが、朝日新聞社の都道府県への調査でわかった。各農協は非農家の利用を抑える代わりに法人税などを優遇されているが、法令違反は常態化し、農林水産省や都道府県も十分な指導を怠っていた。
農協の組合員には、出資農家である正組合員のほかに、農家でなくても個人や団体が1000円〜1万円程度を出資すればなれる准組合員がある。
農協法は、農民に奉仕する農協との目的から逸脱しないように、単年度の非組合員の貯金や融資の利用分量(員外利用)が正、准組合員の分量の4分の1(25%)以下になるよう定めている。
06年度に貯金と融資の員外利用率が25%を超えた違反農協について、監督権限をもつ各都道府県に回答を求めた。貯金は34都道府県の195農協で、融資は4都県の9農協で違反が確認された。うち東京、石川、徳島の3農協は貯金、融資ともに違反していた。
都道府県別の違反数は千葉が19農協と最多で、次いで福岡18、東京14、茨城13。首都圏や関西圏、愛知県など離農が進む都市部を中心に違反が目立った。
貯金事業で最も員外利用率が高かったのは、兵庫県のJAあかしの160%で、一般の利用が組合員の1.6倍に上る。JAあかしの藤田昌義常務理事は「農家は減るばかりで、農業向けの融資はほとんどなく、主力は不動産関連。農協の役割をどうしていけばいいのかが課題」と話す。
JAあかしは対策として、8月から非組合員を戸別訪問して准組合員になるよう促した。約600人だった准組合員が3カ月で2300人に。先月からは、准組合員になれば定期貯金の金利を上乗せする運動も始めた。
産業構造が大きく変化し、都市部の農家が大幅に減少する中で、制度自体に無理が生じている側面もある。違反農協はJAあかしのように、准組合員化を促進して員外利用率の引き下げを急いでいる。この結果、非農家の准組合員が正組合員を上回る現象が15都道府県で起き、全国でも組合員919万のうち正組合員が54%なのに対し、非農家の准組合員は46%まで迫っている。
政府の総合規制改革会議から促されて、農水省は02年3月、都道府県に実態把握と法令順守を文書で指導。だが、違反状況を公表せず、都道府県にも口頭での指導にとどめている。
JAグループの指導機関であるJA全中は「法令違反の農協については経営改善計画をたてて年度内の解消に努めている」と説明している。
<引用おわり>
確かに、農協は狙われてますね。
もっとも農業そのものは早くから、牛耳られてるようですが・・・
緑の革命あたりの欺瞞も今度突っ込んでください^^
更新楽しみにしてます。
失礼しました〜。
コメントありがとうございます!
緑の革命を含む、国際金融資本と穀物メジャーの
食糧を通じた世界支配の構造・弊害を、
遺伝子組換え作物(GMO)に警鐘を鳴らし続ける
「食政策センター・ビジョン21」主宰、安田節子様が
易しく概説されています。
→ http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/050512.htm
またGMOの最大の危険性は、組換えがもたらす未知の作用
以上に、「特定の殺虫剤・消毒剤」「特定の除草剤」に対して
メチャ強い品種を作り出したことにあります。
こっちの話を秘密にしている日本政府も相当ヤバイです。
モンサント社を始めとする肥料・農薬メーカーの製品を
大量投入した環境で枯れない品種を、カーギル社を始めとする
種苗会社が売ってもうける図式ですね。
まさに国際金融資本にとっては「打ち出の小槌」です。
菌も虫も草も生存不可能な猛毒のプールで栽培すりゃ、
一定の収量は上がりますが、土壌は当然貧しくなり
やがて本当にペンペン草も生えない荒地になるわけです。
アメリカの大規模農家は、土壌の麻薬中毒でボロボロです。
また、世界中の農家が確実に毎年タネを買うように、
一代限りで枯れてしまう「F1品種」ばかりが供給される
現実も恐ろしいものがあります。
コンビニやファミレスにある野菜なんか、大半が
F1だと言われています。
(レオポンやラバみたいな、異種交雑で出来る
繁殖能力のない雑種生物を一般にF1と言います。)
本来の目的は、色・味・形などをコントロールし、「売りやすさ」の為に
都合いい形質を掛け合わせわせる研究から生まれましたが、
いつしか目的が本末転倒しました。
雑種は弱いので肥料や農薬も余計にかかります。
まさにマッチポンプです。
GMOをベースに作ったF1は、富の一方通行の収奪を
行う上での、最強の戦略物資といえます。
福岡正信さんの「わら一本の革命」は
素晴らしい本です。過去記事で紹介しました。
よろしかったらどうぞ。
→http://hartwarmingclub.seesaa.net/article/34673196.html
長くなっちゃいました(^^;)
これからもよろしくお願い致します。