住民投票では、民意は確かに真逆だった。
岩国発の殺人兵器が子供達をジャムのように吹き飛ばす。
撒き餌の腐臭。のどを突き刺す植民地化のハリ。
カラダは許しても心は渡さない、と言いたかった。
選挙は結果が全てと言うが。
野党への、へヴィーな最後通告。
ここは目を背けず、敗因の分析が急務。
そしてもうひとつ。
当 47081 福田 良彦 無新
45299 井原 勝介 無前
12万人の有権者がいて、たったの1782票差は極端に微妙。
サンケイの 23:19付けの報道を除き、
ほとんどどこも得票数を第一報で報じていないことの異常さ。
何かの理由で報道できなかったのか?
負け惜しみだ、陰謀論だと言うなら言わせておけ。
住民票の最終兵器は使われたのか?
何もなければそれまでだ。
76.26%という高投票率。
(昨年3/12の住民投票は58.68%)
ナイロビでは今日も血が流れている。
彼らも最初は、選挙結果に納得したいだけだった。
国賊新聞が間髪入れずソッコー社説を出している。
どこをどうひねったら、こういうウソッパチ記事を恥ずかしげもなく
捏造し、公共の新聞だと言ってバラまけるんだろう。
→岩国市長選 米軍艦載機移駐を着実に進めよ(2月11日付・読売社説)
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(引用開始)
政府は、選挙結果を踏まえ、米軍空母艦載機の岩国基地移駐を着実に進めるべきだ。
山口県岩国市長選で、艦載機移駐の受け入れに柔軟姿勢を示す福田良彦・前自民党衆院議員が初当選した。移駐に反対してきた井原勝介・前市長は敗れた。移駐を容認する意見の広がりを示すものだ。
市長選の最大の争点は、2014年までに米海軍厚木基地の空母艦載機など59機を米海兵隊岩国基地に移駐させる計画の是非だった。
艦載機の岩国移駐は、国の安全保障にかかわる在日米軍再編の重要な柱である。「抑止力の維持」と「地元負担の軽減」という米軍再編の目的とも、まさに合致している。
東アジアの不安定な安全保障環境を考えれば、日本にとって、米海軍の空母と艦載機の存在は不可欠である。
一方で、首都圏の人口密集地にある厚木基地では、4次に及ぶ騒音訴訟が起き、3次分までで総額40億円以上もの国家賠償が確定している。艦載機の岩国移駐は、日本全体で基地負担を見直し、騒音被害を軽減する観点から、極めて合理的で意義がある。
岩国基地では、08年度に沖合滑走路が完成する。このため、59機が移駐しても、防衛省の騒音予測調査では、「うるささ指数」75以上の周辺住宅が1万7000世帯から4000世帯へ大幅に減少する。厚木基地では現在、24万世帯もが同レベルの騒音被害を受けている。
政府は、艦載機移駐の意義と必要性を岩国市側に粘り強く説明し、早期の合意を目指すべきだ。岩国基地問題が解決すれば、難航する沖縄の普天間飛行場移設の進展にも弾みがつくのではないか。
井原・前市長は、艦載機移駐への反対が87%を占めた06年3月の住民投票結果を踏まえ、移駐に反対してきた。
その結果、政府は新市役所庁舎建設の交付金35億円の計上を見送った。移駐容認派が多数を占める市議会が07年度予算を4回も否決するなど、市政は混乱し続けた。実に残念なことだ。
市長には、艦載機移駐を中止させる権限はない。仮に市長が反対したままでも、艦載機は移駐できる。ただ、円滑で安定した米軍の基地使用と部隊運用には、地元の支持や理解が欠かせない。
岩国市は、岩国基地への民間機乗り入れを要望している。地元の宅地造成事業の赤字解消策として米軍住宅を建設する構想もある。政府と協力すれば、様々な地域振興策が可能となるだろう。
新市長には、艦載機移駐と地域振興を両立させることが期待される。
(2008年2月11日01時48分 読売新聞)
(引用おわり)
政権とらないと勝てませんよ。
一地方自治体が国の政策に逆らい続けて
それを守り通すなんて不可能です。
本当に岩国で勝ちたかったら政権を取ることです。それ以外の方法では不可能です。
近隣に危険な国が存在する以上、日本の安全は軍事力によって保たれる。 その現実を見据え、的確な判断を下した我が街岩国を、私は誇りに思う。
なお、前回住民投票の投票率は今回の市長選より20%近くも低い58.68%だった。 他人をウソッパチ記事と批判するなら、ご自分も正確な内容とする努力が必要だ。
なお、読売新聞の記事は岩国市民である小生が読んで特に違和感がない事を申し添ええておく。
コメントありがとうございます。
確かに、政権交代がなされていない現状での逆転が厳しいのは
当然ですが、今回の2000票にも満たない僅差に、
国民の考え方の変化を感じています。
色んな状況を見るにつけ、閉塞感ばかり募りますが、
「不可能ではないかも知れない」と思ってみることって、
数がまとまればバカにできない流れになるのではないでしょうか。
一昨日2/10、一水会顧問の鈴木邦男さん・作家の雨宮処凛さん・
社民党衆院議員の保坂展人さんの3人による「愛国心」をテーマにした
トークを聞いて来ました。
「自分と向き合うレベルから、家族・近隣・地域(郷里)を一気に通り越して、
拠りどころのない気持が、安易に『愛国』という概念に向かってはいないか。」
「コイズミ政治がもたらした生活レベルの低下が、国民の気持のはけ口を、
国家権力の強大化、軍備増強・核武装・兵士の調達へとうまく誘導するのに
使われているのではないか。」
などなど、右左を超えた自由な論議の中で、印象深い問題提起がありました。
ひとりひとりの「気付き」が世の中を軌道修正して行くのだと思いたいです。
岩国市民様
投票率の誤り、御指摘ありがとうございます。
反対の87%が強く頭にあり、投票率と勘違いしておりました。
記事を訂正し、お詫び申し上げます。
それにしても58%×87%で単純計算すれば約半分ですから、
市民投票の時にに投票しなかった方が全て、
態度を決めかねていたと仮定しても、
今度の市長選の伯仲は充分に根拠あることだと思います。
そうですか。。。違和感ありませんか。
岩国の人間でない者が国の防衛について市民の皆様が
どう考えるかについてウンヌンできる立場にはありませんが、
憲法92条以降にある地方自治の精神をシカトしてでも
地方公共団体を国の従属物とするかのような今の政府の
横暴なやり方がどうにも居心地悪いのです。
それに戦争はいやなので、ドンドン武装が進むのが不安です。
軍備を膨らませた果ての平和はありえないと
肌感覚で思っていますので。
おとぎ話と言われても、お節介と言われても、
これは正直な気持です。
アメリカと中国の蜜月関係はいよいよ深くなり、
「中国の脅威から守ってくれる」と期待されていたアメリカでは
大統領選でも日本の話題は殆ど出ていないようです。
立ち位置は違っても、こういう話を普通の人同士が
リアル社会で普通のこととして自由にやり合ったりできない
世の中自体が、何だか息苦しいです。
ヨーロッパのカフェなんかで、オヤジたちがつかみ合いになりそうな
勢いで政治談議をガンガンやってるのを見ると
なんだかうらやましくなります。
読売新聞に購読中止を伝えました。
選挙前のNHKの特集、KRYの報道、
読売の記事、ずべてが他社の中庸な精神と
大きくかけ離れていたのを感じます。
反対の取材テープは使われず、民意は変化しているというナレーションに腹が立った。
愛宕山開発を調べると
10年以上前から
基地強化と絡んでいた疑いが
見て取れる。
合併前の市民はみな意気消沈し
かつてない喪失感から今すこしずつ
立ち直り、愛宕山を米軍住宅にしないよう
願っています。
上の方で、岩国市民と名乗る「岩国市を安く売った市民」が何かほざいているようですが、子ども達に胸を張って「福田に一票入れた」と言えるのですか?
私の友人は、会社の上司に無理矢理投票させられたことで悩み、昨日会社を辞めたそうです。
選挙違反や違反擬きのことを平気で行い、当選した新市長も今頃良心を痛めていることでしょう。
コメントありがとうございます。
「周辺住民を騒音のない土地へ引越させるため」
という口実で愛宕山の地権者から土地を入手しておきながら、
それを米軍住宅用地にするオカミのやり方は、
ホニャララ団と変わらないと感じています。
メディア(特に読売・産経・日経)の捏造報道の害悪を
少しでも跳ね返すために、ネットで声を上げ続けましょう。
私も岩国市民様
半数の方は胸を張れるわけですから、捨てたもんじゃありませんよ!
岩国市民の心に火が点いたのは間違いないんですから。
そして、市長室を去っても井原さんは日本有数の政治家だと思います。
それにしても、御友人が会社を辞められたとのこと、胸が痛みます。
私もお玉おばさんと同じく、
まず軍備増強・派兵・核武装・追米ありきの皆さんには
紛争のプロ・伊勢崎賢治さんの「武装解除」を一読してから
語って欲しいと思っています。
この本を読むと、あまりに厳しい国際社会の現実と、
日本の「リーダー達」の甘さとのギャップにめまいがします。
昨年夏、あの、如何に軽蔑しても軽蔑し足りない、人間のクズ、安倍某が、権力の座から駆逐された時には「やっと日本人も目覚めた。これで少しは良くなるだろう」と喜んだものでした。
しかしその後の惨状・・・・大阪や岩国の選挙。又、驕れる「軍人」による民間人の「踏み潰し」等・・・・を見ていて、「これはとても楽観など出来たモノではない」と思い知らされました。
私の息子は今、ヨチヨチ歩きをしています。小さな手で「だっこ」をせがみ、まつわりついて来ると、それだけで涙が出そうになります。授かった命は、私の子も、よその国の子も同じ。
この子が大きくなった時に、その手に凶器を持たせ「お国の為に殺し合いをしろ」などと命じたがる連中とは、たとえ刺し違えてでも・・・・という気持ちになります。
どうぞこれからも、匿名で人に嫌がらせをするしか能の無い、卑劣なウヨダニ連中の妨害などにメゲず、「ゴミウリ」等の低俗な御用マズゴミの愚論に惑わされず、このブログを続け、健筆を振るって下さい。私も非力ながら、出来る事をコツコツしながら、このブログを応援し続けます。
コメントありがとうございます!
応援いただきまして、大いに勇気が出ます。
こうして、人と人がつながっていく、ということが素敵ですね。
うちも子供が小さいので、全く同じ感情に襲われることがよくあります。
あちこちのブログやSNS、掲示板にアタックを仕掛ける人たちも、
リアル社会で実際、面と向かって他人にそんな態度をとれる人はごくわずかでしょう。
他者を傷つけない限り、思想信条の自由は絶対に保障されなければなりませんが、
要は変わるキッカケに恵まれないか、現実認識に踏み込む勇気がない人が多いんだと思います。
まだまだ政治ネタを扱ってるWEBの影響力など微々たる物です。
先日、嫌中嫌韓・核武装派の急先鋒で政治ブログランキングトップクラスの
瀬戸弘幸さんが事前告知の上、渋谷駅前で演説されてましたが、
たまたま通り掛ったら、それですら聴衆はポツポツで、現実の厳しさを思い知りました。
参院選で天木直人さんが力及ばなかったのも、むべなるかなと感じました。
みんなで小さな声を上げ、論議を喚起し続けることの大切さを改めて感じます。