2008年04月27日

聖火リレーでまで恥をさらさないで

恥ずかしかった。

長野の聖火リレーのニュース映像では、口汚い言葉を叫んだり
相手に殴りかかったりで目立っていたのは、こともあろうに、
当の亡命チベット人の方たちより、中国人サポーターの方たちより、
チベット問題を口実に中国と中国人をののしっているとしか思えない
お行儀の悪い人たちだった。

これが全世界にどう流れているのか。。。いやはや。

ほとんどの中国サポーターは、日本から祖国を応援したかっただけだし、
チベット問題を訴える人たちは、あの「国境なき記者団」を含めて
冷静なデモを心がけていたはずだ。
県警と応援の警察官の皆さんも、粛々と聖火ランナーを警護し、
本当によくやってくださったと思う。

オリンピックはオリンピックとして是非とも成功して欲しい。


チベットの旗をかざして激しく挑発するグループばかり、TVはことさら
強調して繰り返し報道していたのが、何を意味すんだろね。
まさか「仕込み」じゃねーだろな

「ほらね。荒っぽいチベットは中国の支配下にないとヤヴァイよね。っと。」
「フー・チンタオ(胡 錦濤)さんも来日するし、尖閣諸島の領土と
大陸棚のガス田の問題もあるから、世論を煽って置かないとな。」

「FREE TIBET!」と叫んで福原愛さんの前に割って入った台湾人男性も
各社は「チベット派勢力が乱入しました」という調子で扱っていた。
ちゃんとカメラの前で旗を広げる前に警察に取り押さえられ、
残念そうに半ベソをかいていた。そこの方を報道しないと。

日本のテレビ、いよいよおかしいぞ。
トラブル場面を全てカットしてニュース流した、中国国内のテレビと
大して違わんな。

韓国に引き継がれた聖火リレーに向けて、脱北者を支援する
団体は、中国から北朝鮮に強制送還されたために脱北者が
大勢死刑になってる悲惨な現状を訴えるそうだ。

スポーツの祭典が政治に利用されるのは、個人的には悲しい。
でも、大部分の日本人にとっては、
「いやおうなく国際社会の真っ只中にいるんだ」ということを
意識するいいキッカケになったような気もする。

今夜10時00分〜11時30分の、NHK教育「ETV」特集、
悲劇の島・チェジュ(済州)〜「4・3事件」・60年目の真相究明〜も必見。

いよいよ、きょう04/27(日)は、山口2区の衆議院補欠選挙

情報統制と「共謀罪」という戦前の特高警察体制フッカツを
ねらう自公政権にNOを示そう。

お願いします。選挙に行ってください。

そして、民主・社民・共産はじめ野党あげて応援する
平岡秀夫さんに再び赤ジュウタンを踏ませてあげて下さい。

平岡議員は一貫して共謀罪創設を阻止する活動をしていらっしゃいます。

山口2区の皆様、よろしくお願いしますよー!!


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posted by Francisco at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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