2007年04月12日

生き残るために 4

もう戦争なんかやってるバヤイじゃない。
世界の食糧が今まで以上にとんでもないことになり始めてるらしいよ。 衝撃の最新報告。

 →気候変動で食料生産が先細り、さらにバイオ燃料が食料危機を呼ぶ皮肉(農業情報研究所様:070409)

 →中国 エタノールビジネスが過熱 トウモロコシ不足で食料不安を周辺国にも輸出の恐れ(農業情報研究所様:070411)

心配はしてたけど、温暖化で食料が足りなくなるのはいよいよ必至らしい。
気候変動政府間パネルの悲劇的な最新報告に対して、アメリカと中国の科学者グループだけは「んなこたーない」ってかみ付いてるとか。
みっともないったらありゃしない。

さらに皮肉な事に貧しい地域の食料が、先進諸国用の化石燃料の代替燃料:バイオアルコールの原料にドンドン回されてる。
気候の悪化と作物の収奪で死のスパイラルが起きてる...続きを読む
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2007年04月04日

科学バカの壁

つくば学園都市の農業生物資源研究所(農水省傘下)が遺伝子組み換え技術で「食べると花粉アレルギーが治るコメ」を開発中。
でも厚生労働省は健康食品と認めず、「医薬品」として厳密な動物実験や治験をするまで売らせないとのこと。

 →動物実験はOKだけど 花粉症緩和米、商品化はお預け(asahi.com:070404)

 070405追記→
農水省 GM花粉症緩和米の食品としての開発を断念の報道(農業情報研究所様:070402)

花粉のアレルギー成分を含むコメでカラダを慣らすってアナタ。
んなもん、ダメに決まってるじゃん。

久々にナイスカバーだね、厚労省!
雪でも降るんじゃないの、って思ってたらホントに東京に雪が降ってしまいました **(^^;)**°
ああぁぁ自然が壊れていく...続きを読む
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2007年03月30日

生き残るために・3

日本鉄鋼連盟(鉄連)は3/29、「ポスト京都議定書」を見据えた温室効果ガスの削減対策について、日本の鉄連はすでに600億円以上負担してるのに、米・中・インドなどの鉄鋼大国に削減義務がないのは不公平と批判。
「温暖化対策しないことで安く作れた鉄鋼」をみんなが買っちゃえば、地球規模で温暖化が進んじゃうでしょ、とも提言。

 →温暖化ガス削減「米中印も参加を」鉄鋼連盟が提言(asahi.com:070329)

確かにひでえ。どんどん言ってやれ。
経営の事情がホンネなんだろうけど、正直に環境問題と捉えてもスジが通ってる。

↓こないだドイツ・ポツダムで開かれた環境サミットでもドイツ環境大臣から文句がついた。
ガブリエル独環境相、地球温暖化対策が遅れているのは米国に姿勢に原因(Technobahn:070319)

何しろアメリカの与党サイドはロビイストの圧力で「温室効果自体がウソッパチだ」ってふれまわってるからねえ。恥ずかしいよねえ。

もう、こうなったら個人個人が「自分が出した分のCO2は責任持って片付ける」しかないのかな...続きを読む
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2007年03月24日

粘菌は電気ヒツジの夢を見るか

生体物質を使ったバイオコンピュータに新手出現。
理化学研究所(理研)が生きた粘菌を使って、”0”と”1”以外の選択肢を引き出す「生物コンピュータ」の原理を開発。おもしれー。

 → 粘菌使うコンピューター、理研が考案、柔軟な発想可能に。(日経ナビ2008:070319)

明治のダヴィンチ:博物学者・南方熊楠をとりこにした「粘菌」。
菌類の一種で、暮らしやすい時はカビやキノコのような胞子体を作り、ヤバい時は細胞がつながって巨大なアメーバ状にドロドロ歩き回る。
植物と動物両方の生活サイクルをとる不思議な存在。
自然界にはありふれていて、森の朽木なんかによく生えてたりする。
(高校の頃友達とムラサキホコリカビを採集して育てたけど、何か条件が欠けててアメーバ状の変形体にはなってくれなかった。)

半導体チップの代わりに粘菌を使うと、1種類の光刺激(インプット)に10通りの形状(アウトプット)でネバネバっと答えるとか。
ゴルゴ松本がジェスチャーで「ぁ・命っ」てキメる感じか...続きを読む
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2007年03月19日

神話と科学の境界で

ダーウィンの進化論や地動説は、アメリカでは必ずしも常識じゃないらしい。
「大いなる知性の導きなしに宇宙や生命の進化が進むことはありえない」
「ヒトは最初からヒト。サルからアダムとイブができたはずがない」
「地球は平ら。天地創造のときに太陽や月がその廻りを回るようにデザインされたんだから。」

こういう思想を「インテリジェント・デザイン(知的設計論、知的構想説、以下:IDと省略)」て言って、
特にアメリカではキリスト教右派のロビー活動ではそれなりの力を持っている。
2005年、ペンシルベニア州の連邦地裁では政教分離に反するって事で公の機関による強制は違憲になった。
でもこの所、大統領選を睨んでか、公立学校ではダーウィン進化論と一緒に天地創造説も教えなきゃいけない、って言う動きがまた活発になって来た。
なんかヤな感じ。

 →自由と民主の名の下に創造論教育を主張するCATO Institute(忘却からの帰還様:070316)

こういう攻防戦は戦前からずーっと続いているし、ウソかホントか、アメリカ人の半数は未だにダーウィンの進化論を信じないか、または知らないという統計を見たこともある。
ブッシュ大統領が公然とIDを標榜してるんだから、無理もないか。
大体、占い師まがいのアドバイザーの指導で戦争を決断してるし。
(自分がそんなに敬虔だと言うなら、神の名のもとによそ様の子供たちの頭上にミサイルなんて撃ち込まないで欲しい。)

宇宙も「しぜんに偶然ビッグバンが起こったわけがない。計画通りの日に、6日間で創られたのだ。」
一部の人は「平べったい地球協会」を作って、「ウソッパチの地動説から子供を守れ!」って、何年も前から各州の議会や教委に圧力をかけ続けている。
21世紀ですよ。ローマ法王庁でさえガリレオに謝罪したって言うのにさ。

ま、宗教観じたいはゼッタイに個人の自由だ。それが侵されることがあってはいけない。
ムスリムの人をテロリスト呼ばわりするなんざ、人間としてのレベルが疑われるよ。

でも国策や行政運営に影響するのはいかがなものかねえ...続きを読む
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2007年03月15日

鳥頭とアロマテラピー

おおっ Σ( ゚Д゚; これは天の助けか

 →睡眠中に香りの刺激を受けると記憶力が向上する、ドイツの研究者が研究結果を発表(technobahn:070312)

 →記憶向上には睡眠中の「いい匂い」が効果的?(日刊アメモバニュース:070312)

不肖、いま自分で言った事とチグハグな行動を取ったり、モノが手から放れた瞬間にどこに置いたかわかんなくなったりすることが頻繁。
奥さんからは「3歩歩くと忘れちゃう」とか、「海馬がヤバイ」とか言われ。
「ブログ、『鳥頭日記』とかにすればアクセス増えるのに。」
本人は単におっちょこちょいなだけだと思ってるんだけど(ほんの少しだけ傷ついてたりして)。

被験者にバラの香りの部屋で物の位置を記憶させて、睡眠後にバラの香りの刺激を与えたグループと与えなかったグループを翌日較べたら、寝てる間に香りを与えたた方がよく覚えてたとか。 へえー。
脳ミソに効くアロマテラピーか。だまされたと思ってやってみようかな...続きを読む
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2007年03月10日

生き残るために・2

EU首脳会議は2日目の3/9、地球温暖化対策についての義務の合意に続いて、さらに真剣な行動計画を採択。
CO2など温暖化ガスの排出削減目標を30%(1990年比)として、EUだけでなく日本、アメリカにも対応を迫ることに決定。
 →先進国のCO2、EUが30%削減を提唱(NIKKEI:070310)

ポスト京都議定書(2013年で効力切れ)の社会ルールを作るにはあまりにも時間がない。

6月のハイリゲンダム・サミットでも日米の説得に回るつもりらしい。先進国は自分の首を締めてでも、BRICsに対してリーダーシップを見せなければおしまいだ...続きを読む
posted by Francisco at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生き残るために

いま人類最大の問題は、ゼッタイに「 環 境 」
地球上に生きてる限り、だれ一人逃げられない。

開催中のEU首脳会議でついに今日、とんでもなく厳しい合意が行われた。
2020年までにEU各国は再生可能エネルギー(水力、風力、太陽光、バイオマスなど)の利用比率を全体の20%に高めることを義務化、
温暖化ガス排出量20%減を目標にするという、前代未聞の厳しい内容が合意された。(CO2以外もたくさんあるから大変だよ)

ガソリンなど燃料分野へのバイオ燃料使用比率10%以上を目指すことも盛り込まれた。ひいいー。

ヨーロッパの人は、今を逃したら終わりだってことを正直に認めてハラを決めた。
もう人類存続のためには、なりふり構ってられないんだもの。
だからこんなちょっと達成できそうもない凄い決断をしたんだと思う...続きを読む
posted by Francisco at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

ミツバチ行方不明

うわ、なんだこりゃ?
アメリカ中で去年後半からミツバチがこつ然と姿をくらましてるらしい。

全米でミツバチ突然消える 被害20州超える(asahi.com:070301)

全米でミツバチが突然行方不明?農作物の収穫に深刻な影響も(technobahn:070215)

全米でミツバチが行方不明が拡大、影響は24州にも及び作物の収穫が危機的状況に(technobahn:070227)

なんでも、前日まで普段通りに多数のミツバチで賑わってい た巣箱が翌日になると女王バチと取り巻きのミツバチだけを残してカラッポになるって、どうなってんだ。
巣の6〜8割が失踪するケースが大半だけど「全滅」のケースも。
被害地域は東海岸から西海岸へとジワジワ広がって、既に24州を超えてる。
 この異常現象、ミツバチの「いないいない病(disappearing-disappearing illness)」って呼ばれてる。
カエルのことといい、何か薄気味悪い事件だよねえ...続きを読む
posted by Francisco at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

すげーな、カーボンナノチューブ。

東京大学+産業技術総合研究所のチームが、一つの分子が動いてる所を撮影成功。おおお。
ミクロのストロー状の分子、「カーボンナノチューブ」に閉じ込めて、
分子が回転したり、2本の足をバタバタ動かしたりする様子を、40秒の動画に撮ったとか。

動く分子、初めてキャッチ 東大など「閉じこめ作戦」(asahi.com:070223)


→詳しい画像はこちら小さな分子の形の変化を直接観察(産業技術総合研究所(産総研):070223)

またもや日本チーム、お家芸発揮ですね(^^)V ...続きを読む
posted by Francisco at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

細菌メモリ

バイオテクノロジーの世界は信じられないスピードで進んでいる。

生きた細菌にデータを保存 慶応大などのチームが開発(asahi.com:070221)

 ナンと、生きた細菌(バクテリア)のDNAを「メモリ」として使い、ICタグみたいに好きな情報を埋め込めるんだそうだ。
チップやディスクと違って、その種(品種)が絶滅しない限り遺伝情報は親から子へずーっと伝わるから、数百〜数千年はもつんだとか。
突然変異(進化)でデータが置き換わることについては、数種類の違う信号で書いて離れた場所に組み込めば、高確率で照合できる。

 産業で使われる細菌の株(作物の品種)が海賊版かどうかを見分られれば、特許管理のビジネスに役立つそうだ。
生き物にデジタル署名をする発想を聞いた時、ナゼか「ブレードランナー」に出てくる、レプリカントのヘビを顕微鏡で見たらウロコ1枚1枚に「MADE IN JAPAN」て書いてあるシーンを思い出した。
あれは笑うところ(日本を皮肉って)だったし、ロボットだったが、今度はちょっと複雑な気持ち...続きを読む
posted by Francisco at 13:04| Comment(0) | TrackBack(1) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

カエル、嫌いですか。

もうすぐ啓蟄。
暖冬のせいもあって、じきに小さな生き物たちが春の訪れを告げてくれるだろう。
今年もカエルたちのにぎやかなプロポーズ合戦が見られるだろうか。

というのも、世界的規模で生態系に大変な緊急事態が発生しているのだ。致死率90%以上の「ツボカビ病」が世界のカエルの間に広がっており、ついに日本にも上陸してしまった...続きを読む
posted by Francisco at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

お家芸、再び

日本人研究者が発見した物質、カーボンナノチューブ。
そしてこのたび、再び日本人が大量生産の実用化にメドを付けたそうだ。ちょっといい気分。

炭素分子が中空のカゴ状に並んだ細長い管が、無限の可能性を秘めている。続きを読む
posted by Francisco at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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