2008年01月19日

民主党もブログ狩り参戦?

ギョエ、散策様からのトラックバックで、激ヤバな情報を頂いてた。
高野善通様ほか、数ヶ所で取り上げられている。
TBを頂きながら気付くのが遅れちゃいました。反省ですm(_ _)m

有害サイト削除法案(民主)、電子投票法案、年金保険料流用禁止法案、
 藤田幸久議員の質問、ダボス(散策様:080112)


民主党の情報統制化計画(高野 善通のブログアネックス様:080104)

ソース元の日経を見て二度ビックリ。
有害サイト削除、民主が独自法案・プロバイダーに義務化(NIKKEI NET:080104)

(引用開始)
  民主党は18歳未満の若年者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、
 インターネット上の違法・有害サイトの削除をプロバイダーなどに義務付ける法案の
 国会提出に向け、党内調整を始めた。
 自殺勧誘や、児童買春の温床とされる出会い系や児童ポルノなどに
 簡単にアクセスできないようにする狙い。与党との共同提出も視野に入れており、
 今月召集の通常国会での成立を目指す。

  検討中の法案では、サイト開設者やプロバイダーは違法情報を発見し次第、
 削除しなくてはならない
と規定。
 違法かどうか明確でなくとも、有害な恐れがある場合は児童が閲覧できなくなるような
 措置
を講じるよう義務付ける。罰則を設けることも視野に入れる。
(引用おわり)

おいおいおーい、どこ行くんだ民主党ー。戻って来ーい。

国民優先じゃないのかい?
政権取れたら、ペロリと舌を出すのかい?

『与党との共同提出』って何だよ。
自・公・民総出で検閲、って戦前かよ。

政権を取った時、あるいは自民と連立を組んだ時の事を視野に入れて
新政権に都合の悪いネット上の情報を検閲・削除するつもりなのか。


政権取る前から保身とは・・・哀しすぎる。


WEBでなく日経本紙には、
我々の税金から予算付けして民間監視団体に検閲させる
と書いてあったそうだ。

権力側に不都合な情報は「有害情報」とされてヤミに葬られる危険性大。
高野様も書いていらっしゃるけど、裁判員制度に批判的なブログなんか
ソッコー爆撃されそうだな。
こりゃもう、ブロガーがモグラタタキ状態を作って、デリってもデリっても
悪政批判の火が燃え続けるようにするしかない。

衆院総選挙で自民・公明おとして政権交代。

だけど民主党もヤッパリ24時間監視だね。
posted by Francisco at 06:47| Comment(2) | TrackBack(2) | くらしの安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

やったぜ毎日新聞(^^)V 電子投票にNOだわさ!

天木さんもブログで取り上げて下さった通り、ついに毎日新聞が電子投票の危険性を記事にした。
国と広告代理店によるすさまじい圧力の下、
記事掲載に踏み切ったジャーナリストの勇気に拍手!!!
大新聞に載るということは、世論への影響力を考えれば大変な事だ。
これだけで自公政権の目論見にブレーキが掛かる可能性だってあるんだから。
政財界のゲキリンに触れれば、デスク一人のクビでは済まないぐらいのプレッシャーだろう。
社内でギリギリの攻防戦があった事は容易に想像できる。

国政選挙に電子投票制度を導入する動きを警戒せよ(天木直人のブログ様:080115)
クローズアップ2008:どうなる電子投票 法改正案、継続審議に(mainichi.jp:080115)

毎日のは非常に重要な記事なので、引っ込められないうちに本記事末尾に引用を貼っときます。

明日から新年の通常国会が始まる。
国民の目はコイズミ以来のこの3年で格段に厳しくなっている。

いよいよとなれば、売国ヨミウリ・日テレ・D通は「電子投票をすぐ導入すべし」
みたいな洗脳報道をフジサンケイ・テレ朝にも手を回して始めるだろう。
『アメリカの狂牛肉をドンドン食べよう』キャンペーンと同じ手口で、
新聞・ニュースだけじゃなくバラエティ番組等にもたくみに織り込んで
老若男女への刷り込み効果を狙うのは間違いない。

昨年10月末にカーネギーメロン大学日本校の久光弘記さんと武田圭史さんが、
電子投票には3つの脅威があると指摘。
高リスクの脅威が3つ--どうする日本の電子投票(ITpro:071115)

 ●投票カード発行機のプログラムの改ざん・すり替え

 ●集計機のプログラムの改ざん・すり替え

 ●集計機のデータの改ざん・すり替え


投票所・電子投票機でいくらセキュリティ対策しても、工場でのプログラムの改ざん、
開票所での投票データの改ざんが防げなければザルだと言う。

ITproは日経のWEBだ。経団連の息のかかった場所でもこんな記事が
載るぐらい、事態は深刻なんだろう。

当たり前だよ。
4割もタッチパネル投票が普及したアメリカでは、大統領選挙の不正疑惑が
次々噴出し、深刻な社会問題になっている。
今回の大統領予備選でもすでに、米国民は疑い出している。

久光さんは運用面で次の3点を改善しない限り、日本での電子投票は
時期尚早だと指摘する。

 1.電子投票機、集計機などの電子投票システムの設計、実装、納品の各段階において
  第三者機関による安全性および処理の正確性についての評価確認を受ける。

 2.機器の投票カード挿入口以外の全ての入出力ポート(USB,LANなど)を封印し、
  アクセスできないようにする。

 3.プログラム・データの改ざんを検出するため、電子署名を適用する。

全く同意見だし、当たり前すぎて、こんな事も対策されてないのに、
拙速に導入しようとバタバタする自公政府と、
危機意識の希薄な国会や野党各党(共産以外)に、背筋が寒くなる。

自公が衆院解散を引き伸ばしたがるのは、単なる現政権維持だけでなく、
電子投票システム導入の時間を稼ぎたいのもあると思う。

実現すれば、得票数なんかいじり放題だもの。
うまくいけば半永久的に政権を取り続けられる。
だから何が何でも衆院総選挙までに導入したいだろう。

昨年暮れ、社民党の保坂展人衆議院議員にお会いするチャンスがあったとき、
思い切ってこの現状をどう感じてらっしゃるか、質問してみた。

「国会は、ここへ来て急に電子投票制度導入を焦っている雰囲気がある。
 自分としても危機感を感じており、注視していく。」

とおっしゃっていた。国会議員が現場で違和感を感じている以上、
何か大きな力が背後で動いているのは間違いないだろう。

みんなで声を上げ続けましょう。

国民的論議もないままインチキやり放題の
電子投票にゼッタイ反対。

衆院総選挙で自公おとして政権交代。




(バナーはご自由にお使い下さい。
 バナーを指定されてる方へのリンクはマナーを守ってね^^;)

080131追記:武田さんって、慶応のドクターコースから航空自衛隊に就職、
 米アクセンチュア社を経由してカーネギーメロン大学情報ネットワーク
 研究所客員教員になり、日本校の教授になったんだそうだ。
 ものすげーアタマの切れる人なんだろなー(・o・)

 それはともかく、ここでもアクセンチュアですか。。。
  以前の記事はこちら。→カネゴン・アメリカは心も喰う
 日本の官庁の情報システムがどんどんアメリカ政府のコントロール下に。

 武田さんの御専門は情報セキュリティ分野の研究開発・運用
 ・人材育成・コンサルティング。。。

 転職時に武田さんご本人が自分から志願したのでないとすれば、
 防衛省にもアクセンチュアが、情報のリンクをたくさん持つ人材を求めて
 ヘッドハンティングに行ってるって事ね。
 日本の防衛機密の独立性って、ホントに大丈夫なんだろうか。。。(^_^;)


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posted by Francisco at 12:51| Comment(3) | TrackBack(5) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

薄っ!!

verythin.jpg

世界中をフェイク画像が飛び回ってたけど、
ここまでスリムだったとわ。。。

MacBook Air あなおそろし。

禿殿いわく、
『VAIO TZ の一番薄いとこより、このMacの一番厚いとこの方が薄い』

CPUすら、intelに頼んで小さいカードにしたってよ。
もう、モノづくりの執念だな。

サブノートとしては、Core2Duo積んで5時間もてば、
申し分ないだろう。
完璧に密閉されて、バッテリも自分で換えさせて
くれないのはちょいと寂しいけれど。

あとはメモリがもっと安くなって、排熱がうまく行けば、
全機種HDDのない、ゼロスピンドル・モデルになるし、まだ薄くできるかもね。
(フラッシュメモリタイプが40万近いのは、ちとキツ過ぎるでしょう)
回るとこが無くなれば、長持ちするし、衝撃にも強い。

そして、この技術を使って、フツーのMacBookや
MacBook Proをもっともっと薄くしてくれ。


それにしても、長年フロンティアを走り続けてきた
我がSONYには頑張って欲しい。

気掛かりなのは、SONYの外資比率が50%超えになってる事。
最近の息切れ具合も、そこから来てるんじゃないだろうな。
結構心配。。。

080212追記:
やっとこさ三連休中に渋谷の林檎屋さんで実機をいじって来た。
こないだヨドバシ行ったときは、長蛇の列だったもんで、
後ろの人の殺気感じちゃって、ロクにいぢるどころぢゃなかった。

 (;´Д`)  いい。。。

プロダクトとしての造りはもちろんだけど、巨大タッチパッドが気持ちいい。
写真をグニャっとつまんだりしてるうち、子供のころスタートレックで
見た未来に、やっと手が届いたという感慨に浸ってしまった。
新MacbookProにも搭載されてるといいね。

CPUパワーとメモリがついて来られれば、タッチパッドのこの広さって、
アプリケーション次第で、楽器としても使えそうだ。

音程・ベロシティ・フィルタや、その時間的エンベロープ変化とか
アルペジエータのパターンとか、映像のチャンネルの切り替えとか、
DJ/VJのミニ・コンソール(卓)としてライブでも行けそう。

お皿キュッキュやってる人の横で、ギター代わりにMacゴシゴシ
やる人がいたら何か笑えそう。
(ストラップでお弁当売りみたいなアングルで吊るか???)
ラベル:Macbook Air apple
posted by Francisco at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac・IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

見えないところから戦時体制。

沖縄・辺野古で米軍海上基地建設に非暴力抗議中の市民を、
一方的に殴る蹴るしながらサンゴを突き崩し、
「サンゴ保護の為の調査」を強行している防衛施設庁主導の暴力は、
もう何でもあり、殺人ギリギリのメチャクチャだ。

 「今日(1/8)午後1時ごろ、業者の潜水作業員が、市民ダイバーのタンクバルブを
 海中で閉めるということが再び起こりました。
その後の経緯も含め、ご報告します。」

『再び、バルブが閉められました。』(ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!様:080109)

これを一切報道できない、日本の腰抜けのマスメディアは恥を知らなければいけない。

● ● ●


「自然保護」について、連休中のNHKのTVニュースで、興味深い話を聞いた。

年間200億円に上る鳥獣被害に対し、動物をただ殺すのではなくて生態調査に基づいて
効果的な対策を立てるため、総務省が音頭を取って、発信器を動物に付けるそうだ。
クマが人里に下りて来ると「クマが来るので農作業をやめて避難しましょう」みたいな、
メールが携帯に入るそうだ。
人間の被害減少と動物の保護を両立させる、って事でしょう。
でもなんで環境省じゃないのか、そこがビミョーな感じ。
その為に、ワザワザ新しい電波帯(UHF・VHF帯らしい)を割り当てるんだとか。
地デジ化による空き電波で、「鳥獣被害事業」の利権組織でも作るんだろうか。

ググってみたらこの話は、既に2年以上前からヒッソリと動いてる。
電波を活用した生態位置検知システムの調査検討を開始
 (2005.06.06 総務省・北陸総合通信局の報道資料)

クマでもサル、イノシシ、シカでも、GPSやるんなら、1・2頭じゃ意味がないわけで、
できるだけたくさんの個体に発信器を付け、群としての行動を追跡する必要がある。
結構な手が必要だろう。誰が捕獲や麻酔銃操作などの作業をするんだろう。
シロウトの市町村職員じゃムリだし、ハンターや獣医師でワンサと軍団を組めるとも思えない。
人が来ても、報奨金(手間賃)を市町村に負担させるのは気の毒だ。

可能性が高そうなのは、やっぱり陸上自衛隊かな。

麻酔銃だって立派な空気銃だし。
麻薬指定で使いにくくなったケタミンでなく代替薬を使えば、銃免許さえあれば撃てる。
もしそうなら、
  『鉄砲玉が出なければ、自衛隊員が演習場の外でドンパチやっても抵抗感がない』
って理屈で行くのかな。
「人里で銃を持った自衛隊員」に国民を慣らすには、いいチャンス。

でも、イマイチ薬が効かず暴れ廻る猛獣に、うまく追加の注射を打ったり、
道具を巧みに使って取り押さえたり、なんてのは、
経験豊富な動物の研究者や獣医師でないと、危険すぎてムリだろう。
結局大型動物の個体の何割かは、扱いかねてその場で殺処分になる気が。。。

こういう取り組みは、純民間の方が一足早くビジネス化を進めている。
広大な山林で同じ事が低コストで出来るかは、これからの課題として、
「サホロリゾート」の「ベア・マウンテン」(北海道上川郡)を経営する加森観光では、
無線LANタグによるヒグマ位置検知システム日立と組んで開発中。
複数の基地局とレシーバで受信して位置計算すればGPSよりも障害物に強く、
誤差精度も数メートルまで上げられるとか。
電波法のシバリもあるから、タグの出力をどこまで上げられるか、
そして、軍隊を呼ばなくても動物にタグ付けする人をコンスタントに確保できるかどうかが、
動物パーク以外でコスト的に成り立つかどうかの分かれ目なんだろうけれど。

それより、このまま自公政権が居座ったら、本気で人間にICタグを埋め込みそうだ。
イギリスは、刑務所が満杯状態のため、再犯性の低い囚人に限って
カラダにGPS追尾用のチップを埋め込んで釈放する
事を、マジで検討中とか。
性犯罪者にも埋め込むことで行動監視するそうだ。

英司法省、一部の囚人にマイクロチップを埋め込み保釈することを検討
 (technobahn:080114)


 こ れ っ て 人 と し て ど う な の 。

こういうのって、犯罪者の人権が全くない日本ではカンタンに通っちゃうだろうな。
男性は何もしてなくても、電車で「キャー、何このオヤジ、チカン!」て叫ばれた瞬間、
これからはICタグを埋め込まれると思った方がいいな。


警察・検察・裁判所が仲良しさんのこの国では、ほぼ100%有罪だからね。

両手は常に吊革に。女性と目が合わないように。
繁華街で○○○にインネン付けられないようにする要領でね。
ヤな世の中。

● ● ●


昨年暮れに銃乱射事件の起きたスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」が
1月15日、営業再開した。
改めて、亡くなった職員の方と会員の方のご冥福をお祈りします。

佐世保乱射から1カ月 ずれる証言、真相なお闇の中(asahi.com:080114)

「容疑者」と言われている男性が一方的に女性職員に横恋慕し、振り向いてくれない
腹いせに殺害した、という「お約束のストーリー」の証拠が出ないそうだ。
犠牲者の男性が、友人である「容疑者」本人だと認識し、言い合いしていたと警察は言うが、
根拠の証言があったのかどうかすら、あやふやだ。
この事件の詳細を明らかにするような証拠が、一向に出てこない所に、
所轄の警察より上のレベルで動いている何かの力を感じる。


何を隠したいのか。公権力側の不祥事が背後にあるのか。
情報がない以上、何を言っても憶測の域を出ない。

朝日の記事の最後に、取って付けたように銃規制強化のくだりがあった。
(実際、オカミに言われて取って付けたんだろうけど)
警察庁は3月末までに猟銃の許可・保管など銃規制の厳格化を検討するそうだ。

その一方で「サル特措法」(鳥獣被害防止特措法案)では、市町村に雇われた
猟友会などのハンターについては銃所持の条件を緩和、狩猟税の減免をし、
さらに動物よけの柵など「土木工事を」自衛隊に発注できるようにする予定。

フリーのお爺ちゃんハンターが勝手に害獣駆除をできないようにし、
日ごろの害獣駆除に公権力の介入を強めて行く筋書きが見える。

銃は怖いと煽って「刀狩」をしながら、武器をオカミの側に集積させる。
「土木工事」の範囲には、工事の障害となった動物の駆除も含まれるんだろうか?
もしそうなら、「工事作業」の一環として一般の山林で自衛隊が発砲できることになる。

旧防衛庁長官経験者を中心とする「有害鳥獣対策議員連盟」の思惑が分かりやすいだけに、
不安は消えない。

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posted by Francisco at 08:59| Comment(0) | TrackBack(2) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

公務員は『見ざる・言わざる・聞かざる』へ

新テロ特措法が政局のメインイベント化し、与野党のドタバタ劇が続く中、
またコソーリと、公務員カイカクの一環として、福田首相の「私的懇談会」が答申を出した。

与党の広報紙(売国新聞)をのぞいてみる。
「内閣人事庁」「国家戦略スタッフ」を新設、改革懇が提言(YOMIURI ONLINE:080111)
 (「続きを読む」の後に記事本文を引用しました)

 政官癒着を防ぐ為、「政務専門職」とかゆー専門の係官以外の公務員は、
 国会議員と接触できないよう法令化
するんだとか。

 また、守秘義務違反のリーク情報の出所を洗う特別調査部局を設置して、
 発信者を厳罰に処する
ようにするんだそうだ。

一見、いい事みたいに見える。
「これがうまく機能すれば裏ガネの問題や防衛機密漏洩も防げるんじゃない?」
「福田さん、安倍さんと比べりゃ、結構がんばってるじゃん。」

ほんまかいな。。。

ハッ Σ(゚Д゚;)!!

忘れてた。『憲法改変で、戦争できる国づくり。』

また「1984」の世界に向かって、パズルのピースが埋まった。

これは「改憲投票法」のなかの、公務員が政治活動することを禁じた項目と
対を成すもの
なんじゃないか?

●公務員と民間人との政治的な接触は「憲法改正国民投票法」
 で禁止する。(ビラを配る、反戦を訴える等)

●公務員と国会議員との接触は「公務員制度カイカク」で禁止する。


☆そして「リーク」に対する厳罰化。
 これは機密の漏洩だけでなく、「報道機関への情報提供の防止」
 そして、「内部告発の圧殺」
じゃないのかね。

見ざる・言わざる・聞かざる、公務員に標準インストールですか。。。

(/。\) (−x−) <(− −)>

400万人の目・口・耳封じ。これ最強。


首相官邸HPの
「公務員制度の総合的な改革に関する懇談会(第10回)議事次第」においてある

1月10日懇談会で配られた資料に、これが明記されてる。

(一部引用、赤字箇所は原文ママ)

  公務員制度改革に関する答申(原案)
                                    原案作成委員
                                    文責:堺屋太一
  <中略>
  V.新制度の概要
  1.議院内閣制にふさわしい流動性と多様性のある制度
   (1)内閣中核体制の確立
    .
    .
    .
    C国会議員(立法府)との折衝は、内閣(大臣、副大臣、財務官)および政務
     専門職が行い、それ以外の公務員が直接接触する事は原則禁止する。
  <中略>
  3.公務員の倫理の確立と評価の適正
   (4)守秘義務違反の捜査
および誤報に関する罰則の強化
      内外社会の多様化複雑化に伴い、守秘義務の重要性は増す。ところがわが国で
     は「リークされた」というだけで情報流出源を捜査することが少ない。このため、
     「リーク」させることにして世論を誘導するが如き情況も指摘されている。時には
     それが誤った印象を与え、特定の者に重大な不利益や社会生活上偏見を与えている。
     @公務員の守秘義務違反に関する特別捜査部局を内閣人事庁に設ける。
     A守秘義務違反者には、その重大性に応じて処罰する。

     B公務員の権限の誤った行使によって、国民に経済的社会的に重大な損害を与え
      た場合は、厳格な懲罰を加える。

  <以下略>
(引用おわり)

サンケイが世論を誘導中↓↓ あ、公務員じゃないからいいのか。

『複数の委員から「今の行政には責任感がない。個人の責任を追及する仕組みが必要だ」
などと明記を求める意見が出ており、盛り込む方向で調整が進められる見通しだ。』だとさ。

これが公務員の服務規程として法令化され、懲罰が盛り込まれたらヤヴァイ。

どこまでが「国会議員(立法府)との折衝」とみなされるのか。

勤務中でない状態の公務員の行動をどこまで制限・監視するのか。

役所の窓口に、国会議員が行政手続で来たらどう対処するのか。

小中学校等の入学式・卒業式や授業参観で、父兄関係者に国会議員がいたらどう扱うのか。
子供の行事に親は来るなと言うのか、それとも教職員を校舎や教室から締め出すのか。

導入するなら、どういう場合が服務規定違反で、どういう場合までならOKなのか、
具体的な線引きをオープンなところで、最低でもパブリックコメントぐらい集めて論議し、
キッチリ明文化しておかないと、もの凄く危険だと思う。

憲法を捻じ曲げて自衛隊を国外の紛争に事実上参戦させ、
「目配せだけでタイホ」できる『共謀罪』を作ろうとしてる自公政府だから、
いくらでも都合よくルールの拡大解釈をするんじゃないか?
勤務中でなく、私的にであっても、自民・公明や民主の中の極右系以外の議員に、
接触した公務員は片っ端から告発される可能性
だってなしとは言えない。

友達の議員と会ったり、場合によっちゃ、議員やってる親類と酒飲んだだけで
密告され、血祭りに上げられる可能性がある。

共謀罪が創設されちゃえば、間違いなくこの公務員を縛る法律もリンクされる。

やっぱり、解決策は一つだけ。

自民・公明を総選挙で落として、政権交代を実現する事。

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posted by Francisco at 10:45| Comment(3) | TrackBack(4) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

新トムとジェリー

おもしろうて やがてかなしき トムとジェリー

luminescentcat.jpgbravemouce.jpg
    目じゃなく皮膚が光るネコ。            ネコを怖がらないハツカネズミ。



遺伝子は分子でできた機械だからね。

人間でも同じかな?

出来るに決まってる。

一度でいいからやってみたい。

妊娠21週目までなら、うまく「処理」できるかも。。。


この誘惑に負ける者は、いつか現われる。

勝手な形質を発現させた子供を作るのはマズイとして、
本人が同意すればオトナにどんな遺伝子改変を施してもいいのか?

倫理のガイドラインづくりが、現実に追い付かない。

法整備を政・官・財・学で論議しないのか?そして宗教家・思想家は?


どんな組織にでも分化できる万能細胞(iPS細胞)を自分の
体細胞から作れば、拒絶反応なしに移植治療ができるし、
ES細胞のようにヒト受精卵も犠牲にしないから倫理的障壁も低い。
国も「お家芸」として本格的にバックアップして行くと政府が発表。
再生医療の未来はきっと明るい。

重度の病に苦しむ人が、遺伝子治療で次々助かるようにもなるだろう。
ベクター(ウイルス等)に仕込んで患者に感染させればいい。

でも、同じ技術の合わせ鏡の狭間を、悪魔が横切る24時。

どうして日本では、こうした論議が表舞台に出ないんだろう。
カネに換算できないものは、無かったものとして切り捨てられる。

年末、リアルに怖かったニュースでした。
 
 →韓国慶尚大学、遺伝子操作で夜光クローンネコの製作に成功(Technobahn:071217)

 →もうネコなんか怖くない、遺伝子操作でネコを怖がらないマウスの製作に成功(Technobahn:071213)

080121追記:
ネイチャーには、遺伝子操作的手法を使って
嗅細胞で出来た組織(嗅球)の一部を取り除いた、
と発表しているのに、Newtonの2008年2月号の記事では
単に「除去」と書かれ、遺伝子操作で組織の発生をノックアウト
した事には触れられていない。

単に書かなかっただけなのか。でも、科学と技術の先端を
アマチュアの科学が好きな読者に届けるのが主眼なら、
これを書かないのは、ちょっと舌足らずのような気がする。
遺伝子操作技術が、脳や神経組織の発生をコントロールできる
レベルに入り始めた事を書くと、何かまずい理由でもあるのかね。

発行元のニュートンプレスは、「トレーニングペーパー」でおなじみ
キョーイクソフト(旧・教育社)の関連会社。
様々な資格試験の学習資料を扱ってるから、官庁や、
官に近い各種の団体との良好な関係はとても大切だろう。
でも、読者ではなく、「お得意様のために良かれと思って」
編集にバイアスが掛かってるんだとしたら、ちょっと悲しい。。。
科学の知見は、常に中立でないとね。
竹内均さんが立ち上げた時から、好きな雑誌の一つだっただけに、
思い過ごしである事を祈りたい。。。
posted by Francisco at 01:59| Comment(0) | TrackBack(3) | サイエンス・環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月10日

岩国から世直しだ

本日1/10告示・1/27投開票の大阪府知事選。
1月8日、自民党本部は「2万%出馬はない」と言った直後に出馬した
橋下徹弁護士の推薦を見送り、府連推薦とした。

プヒャヒャヒャ、そりゃそうだろ。
総選挙の感触を占う府知事選だもの。
人を傷付けるような失言がやたら多く、人権リテラシーに疑問が残り、核武装を公言するような、
『残念な』候補を本部推薦して、落ちた日にゃ目も当てられない。
(その方が国民のためにはなるけどね。)

党の選対幹部いわく、無党派層が引かないように、
自民カラーを薄めたいんだとさ。
その思いっ切り後ろ向きな発想が、まさに末期的。

youtubeに「LDP channel」(自ちゃんねる?)を作り佐藤正久ヒゲ隊長に「新テロ特措法案マンセー」
を語らせたり、「サイトB」(おまいらB層ってこと??)とかゆう裏サイト作ったりしてるそうだ。
こんな事で若い人の関心を呼び戻せると思ってる所が、まんま痛いニュース。

そのウラでは自公に不利なHPやブログにどんどん圧力を加え始めてるくせに。
目ぼしい動画はニコニコ送りでいじり倒されたりして ∩( ・ω・)∩

あいりん三角公園の炊き出しを応援に行くような庶民派梅田章二弁護士(共産推薦)が知事になったらいいな。
釜ヶ崎パトロールの会のブログを見ると、暖かい部屋でこんな事書いてるのも恥かしくなって来る。)

熊谷貞俊・阪大教授(民主・国民新・社民推薦)も、橋下氏よりは100倍いいし、
人工知能やロボットを研究する工学者の明晰さも感じる。
ただ、弱者の立場で物を考えられる方なのかどうか、なんともよく見えてこない。
お兄さんが12代・阪大総長(現・兵庫県立大学長)とのこと、この辺が中央官庁や財界へのパイプなのか。。。(ー_ー)
マスコミの対応をウオッチすることも含め、府知事選からは、目が離せない。

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より深刻なのは、なんといっても山口県岩国市。
井原勝介市長が1月4日の記者会見で出した声明が、胸を打つ。
実質上のマニュフェストだ。
この、しごくまっとうな訴えに至るまでに、辞職までしなければならない、この国の異常さ。
来たる出直し市長選は、今後数十年の日本国の行く末に大きく影響する分水嶺だと思う。
ここで市民・国民が長いものに巻かれれば、確実に戦争経済と金融資本の奴隷になる。
長妻昭さんじゃないが、黙っちゃいられん。。。

A PLACE IN THE SUNのポチ様のところから勝手に転載させて頂きました。
 事後承諾願いです。アセアセ(^_^;)Λ

今、不気味なスルーを決め込むマスメディアはもうすぐ、ナベツネ王国とD通主導のもと、
予定通り、完膚なきまでの『伊原たたき』を始めることでしょう。
それが売国政権、そしてそこから蜜を吸う勢力の望みですから。

岩国市の皆様には、選挙では中央政府のプロパガンダや、会社・地元組織のシガラミに
個人個人がご自分の考えで毅然と立ち向かい、ぜひとも井原さんを応援して下さるよう、
離れた街からではありますが、お願い申し上げます <(_ _)>

岩国のシンボル・白蛇は、天翔ける竜神と、芸術文化の守護神・弁財天の使いですね。
この街が売国勢力をはねのけ、大空高く舞い上がらん事を、年の初めにあたり、思わず祈ってしまいます。


(転載開始)

  「市民に訴える」
    −争点は、米軍再編にあらず−
                            平成20年1月4日
                                  井原勝介

1、争点は米軍再編にあらず、岩国の民主主義と自治を守る戦い
 今、岩国は、多くの困難に直面しており、将来を決める重要な岐路に立たされています。こうした時にこそ、主権者たる市民の利益を守る政治本来の役割を求められ、その真価が問われます。
 しかるに、「来るものは来る」、「容認しなければ財政破綻する」、逆に「受け入れれば5千億円から1兆円もらえる」などと責任ある政治家が誤った情報を宣伝し、いたずらに不安をあおり、市民の意見を二分しようとする、国や一部の利益が優先される古い政治の体質が浮き彫りになっています。非常の時だからこそ「政治」のあり方が問われています。
 私は、国の行政に携わる中で、政官業がもたれあい国民の利益が後回しにされる現実を目の当たりにし、政治を変えたい、市民の声が大切にされる真の「民主主義」を実現したいという一心で故郷岩国に帰って来ました。以来、あらゆる機会を通じて市民との対話に努め、常に民意を肌で感じながら、市民の平安な生活を実現するための政治を行ってきました。「常に市民とともにある」これが私の原点であり、一貫した理念です。
 民意は変わったという声もありますが、基地周辺に住み長い間様々な負担に苦しんできた人々の想いは、他から測り知れないものがあり、お金や圧力などにより簡単に左右されるものではありません。我々が尊重すべき「民意」とは、まさにこうした人々の切実な声であり、そうした基本的な民意はあまり変わっていません。直接的影響の少ない地域の皆さんにも、岩国市民の共通の問題としてぜひ一緒に考えていただきたい。
2、米軍再編
 私は、基地撤去を主張しているわけではなく、これからも基地の安定的運用に協力する姿勢に変わりはありません。しかし、今回の米軍再編に関する国の進め方はあまりにも一方的で、突然の補助金カットや容認を条件とする再編交付金などのアメとムチで市民の意思を抑えつける手法は、到底納得できません。
 しかも、こうした措置があの前代未聞のスキャンダルの渦中にある守屋前防衛事務次官の強引な発想によるものであることが明らかになってきており、今回の米軍再編そのものの正当性にも疑問が生じてきています。もう一度原点に立ち返って考え直す必要があります。少なくとも、国策だからと「鵜呑み」にするのではなく、言うべきことはきちんと言い、あくまで市民の側に立って主体的に判断すべきです。
 そこで、先般、国に対して5つの条件(試験飛行の実施、NLPの恒久的基地の明確化、海上自衛隊の残留等)を提示しました。私は、反対・撤回一辺倒で国との話し合いを拒否しているわけではありません。過去にも、国との接点を求めて、移駐機数の削減や厚木の訓練の分散とその一部の岩国引き受けなどの提案もしましたが、いずれも拒否されました。今回こそは、ぜひとも一歩前に出てきて欲しい、お互いの立場を尊重しながら誠意を持って話し合いを行えば、必ず納得できる解決策を見つけることができるし、そうなれば合意も可能です。
3、財政その他の課題
 財政が厳しいことは事実ですが、昨年策定した「財政健全化計画」に基づき、7年間で、約300人の職員数の削減等の経費削減を行い、1000億円余りの借金を約150億円削減することを目指すなど、必ず建て直します。
 12月議会で補正予算案が成立し庁舎建設の財源として一定の合併特例債が確保されましたが、国に対しては、あくまで合意に基づき予定通り35億円程度の補助金を交付するよう求めていきます。別問題とされてきた民間空港は、いつの間にか米軍再編と完全にリンクし、その方向性が出るまで動けない状況にあります。愛宕山については、旧国病の移転も本決まりとなり、その他の地域の活用策についても、県と協力しながら岩国の将来にとって望ましい方向性を探っていきます。こうした各種の課題は米軍再編と混同することなく、それぞれ着実に解決していきます。
4、周辺地域への対策
 高齢化や過疎化に悩む周辺地域に住む人々の想いも、もちろん私にとっては大切な「民意」であり、全市民共通の課題として考えていきます。少しでも問題を解決し豊かな自然と文化に恵まれた周辺地域の魅力を活かすことなくして、岩国市のまちづくりは語れません。情報の格差をなくし高速インターネット環境を整備するため4年計画でケーブルテレビ網の全域への拡充、地域のバス交通システムの見直し、防災無線等の整備を計画的に行います。さらに、団塊の世代の大量退職を間近に控えて、農林業の後継者を確保するとともに人口減少を少しでも防止するため「UJIターン」対策を積極的に進めます。
5、この身を挺して
 岩国は大きく動き始めています。基地に過度に依存することなく、苦しくとも自立し、自らの知恵と勇気でまちの未来を切り拓く、市民がまさに主権者としての意識に目覚め、自ら考え、行動するようになりました。
 これは時代の大きな流れであり、もはや何人も止めることはできません。古いものが様々なあつれきとなって立ちふさがってきていますが、それを乗り越えたところに、何よりも市民の心が大切にされる品格と誇りのある岩国があり、世界文化遺産への登録を目指している錦帯橋に象徴される歴史と文化、自然豊かなまちがあります。
 今は、市民が分裂し、相争うときではありません。真に岩国の行末を想うなら、心を一つにするときです。
 私は、あくまで市民を信じて、ともに築いてきた岩国の民主主義と自治を守るため、この身を挺して戦う覚悟です。これは市民の皆さん自身に与えられた試練でもあります。未来のために勇気を持ってともに立ち向かいましょう。


(転載おわり)
posted by Francisco at 05:47| Comment(3) | TrackBack(10) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

よかったよかった(¡o¡)

12月初旬から行方不明の、障害を持ったお子さんが昨日1/8、無事保護されたそうです。
本当によかったですね。皆様御協力ありがとうございました。
寒空の下で一ヶ月もの間、ご本人とご家族はどんなにか苦しい思いをした事でしょう。
ご家族の元で一日も早くショックから立ち直って欲しいと、祈らずにいられません。

(前回の記事は、頂いたTBのうち、直接捜索内容にふれないリンク先だけ、
この記事に貼り直した上で削除、本記事も個人情報に関する表現は改めました。)


世の中、悪い事ばかりじゃないな。
頂いたTBとコメントでこのニュースを知って、元気が出たので、
仕事の小さなトラブルもバリバリ片付いちゃった(^_^)

ネット情報が直接の発見に結びついたわけではなかったけれど、
情報が次々にリレーされて、人の優しさがさざなみのように
広がってゆく様子は、インターネットの使い方の素晴らしい一面を
実感させてくれた。

2Chに立ったスレには、真剣なものが多かった。
お約束の悪意ある書き込みが目立つ、荒れたスレでも、
怒ってマジレスし、心配してる人が多かった事に、救われる思いがした。
要は、ネットも掲示板も道具に過ぎないのだから、使い方次第だよね。

なにはともあれ、よかったよかった。


一つ前の記事(削除済み)へのトラックバック(個人情報に触れないものだけ)



新年早々の悪夢

Excerpt: 大晦日、朝が来るのを待って叔母の容態がおかしいと電話をかけてきた叔父のところへ夫は直行。前日も、その前日も、ベッドに横たわりながら...

Weblog: とむ丸の夢

Tracked: 2008-01-03 21:51



旗ふるな、旗ふらすな、旗ふせよ、旗たため・・・・、billabongさんとのTBのやり取りを機会に城山さんの声を携帯版にも再掲。

Excerpt:  billabongさんの「【記事】 旗ふるな、旗ふらすな、旗ふせよ、旗たため・・・・」のエントリーに「作家の城山三郎さん逝去、11月19日日比谷公会堂の佐高信さんとの対談の録音をご案内しておきます。...


Weblog: 携帯版雑談日記(徒然なるままに、)

Tracked: 2008-01-04 10:17



読売信条とは?

Excerpt: 【読売信条】読売新聞は責任ある自由を追求する。個人の尊厳と基本的人権に基づく人間主義をめざす。国際主義に立ち、日本と世界の平和、繁栄に貢献する。真実を追求する公正な報道、勇気と責任ある言論により、読者...

Weblog: 現政権に「ノー」!!!

Tracked: 2008-01-05 14:47



読売社説は、自民党の考えであるのか?

Excerpt: 新たな秩序へ やはり日米同盟が基軸だ 自衛隊派遣の恒久法を(1月7日付・読売社説)◆集団的自衛権を見直せ◆ 世界の平和と安全は、通商国家・日本の存立基盤だ。アジア地域も国際社会全体も、安全保障環境が不...


Weblog: 現政権に「ノー」!!!

Tracked: 2008-01-07 22:53



エコノミック・ヒットマン

Excerpt: 「暗いニュースリンク」でも紹介されていた『エコノミック・ヒットマン』。副題は「途上国を食いものにする米国」。 序文からどきどきす...

Weblog: とむ丸の夢

Tracked: 2008-01-09 23:21

posted by Francisco at 01:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

2008 平和がいいね。

皆様 あけましておめでとうございます

旧年中、TBやコメントで様々な御意見を下さった皆様、
そして御訪問いただいた皆様、
本当にありがとうございます。

EARTHbyKAGUYA.jpg


昨年2007年2月にこのブログを始めた時は、
音楽や科学ネタをメインにデザインや世相のことも
チョロチョロ備忘録的にやってこう、位のつもりでしたので、
まさか自分が、ろくに知りもしない政治のことをこんなに書くように
なるとは考えてもみませんでした。

しかし、TBやコメントで頂いた情報は、どれもこれも
目からのウロコが落ちる事の連続でした。
いろいろな方とのふれあいの中で、個人の発信するブログやHPが
リゾーム状にゆるい連携をする事の凄さを実感しました。

こっそりと進む情報統制。
世界を覆う格差と戦乱の増大。
破綻にひた走るヒトの棲息環境。

そこはかとない不安を感じている人が、立ち位置の違いはあれ
声を上げることで、何かがわずかに動くんじゃないか?
こんなに便利なツールを、自分用の趣味的なメモに留めて置くのは
実はもったいないんじゃないか?
と思えたのです。

中心、コントロールセンターがないから、ちゃんと伝わることがある。
リアルワールドでも、ネットでも、ゆるいネットワークは、
生命圏のシステム、そしてそこで生まれたヒトの心とも、馴染みます。

7/29の参議院選挙では、インターネットの果たした役割は
小さくないと感じています。

匿名の弱小ブログでも、人の役に立ちそうな情報を
小瓶に詰めてネットの海に流せば、それを拾った人が、
また誰かに伝えることができる。
   
     ○ ○ ○

管理人は真っ暗な宇宙に浮かぶ青い地球の映像を見ると
どうしようもなく胸が締め付けられます。

10年ほど前、アメリカで他界した祖母を送りに行ったとき、
西海岸をバスで走っていると、なだらかな枯れ色の丘の向こうから
地平線まで続く無数の風力タービンが眼前に現れました。
オイルマネーに狂奔する大国の民の、引き裂かれた心と
風になった祖母を想い、抑えていた涙が溢れました。

 ふるさとは、この小さな星しかないから、ここで生きる。

ミッションから帰ってきた宇宙飛行士が宗教や環境問題の
活動に転身する事がよくあるのが、解る気がしました。

大切なことはシンプルなんだと思います。

 人をだましたり傷つけたりしないこと。

 大自然を敬い、生きるための糧を、有難く頂くこと。

これからも小さな声ではありますが、つぶやいて行きます。
今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
posted by Francisco at 23:45| Comment(4) | TrackBack(14) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

「人権」を意識した1年だった・1

小泉政権以降、どっちを向いても人権と命と安全について考えさせられることばかり。
特に今年を振り返ると、政官財に渡ってあらゆるウミが一気に表面化した年だった。
安倍さんの手腕と較べるのも気の毒だけど、福田さんは表面上はオトナっぽい。
しかし福田政権の化けの皮が、急速にはがれだしている。
(もともと化けの皮なんかあったのか?って個人的には思ってるが)

米軍への無料給油の是非を決めるだけのために国会も異例の越年をする中、
首相も舛添厚労相も年金問題で予想どおりGIVE UP。
「年度末までに全員名寄せなんて言ったかよ。あと2年は掛かるかなー。」
とか、お二人とも、お得意の記憶喪失してましたなあ。。。
舛添さんの目論見ほど、日本の官僚主義は甘くなかったって事だろう。
もうこの問題は、保坂展人さんや長妻昭さんのように、身を挺して
ザックザクと切り込んで行く人たちでなければ、無理だろう。

薬害C型肝炎被害者の方たちの涙の「直訴」が実り、
大阪高裁の中途半端な和解骨子案(12/13)を超えて
首相サイドが謝罪し、救済の方向を模索し出したのは、
国による歴史教科書改ざんに「待った」が掛かった事と併せ、
夏の参議院選挙で国民が自公政権に下した決断の、大きな果実だ。
みんなが動けば変わる。諦めちゃいけない。

肝ガン後期の体を押して、怒りに震えながら会見した男性の目を、
行政の頂点をあずかる『エリート』たちは直視できたのかな?
そこんとこ、大切だと思う。人として。

国の認可した製剤に病原体遺伝子が含まれてた事が発覚した後も
厚労省(厚生省)・製薬会社が放置してた事だけはハッキリしてる。
C型肝炎は難病中の難病で、ウイルスの粒子すらまだ確認されていない。
どこが政権を取ろうと、関係ない。
今も苦しんでいる方だけでなく、知らないまま亡くなってしまった方、
感染すら知らずにいる方もきっといるだろう。
感染者は国民の60人に一人、200万人以上と推定されてる。。。恐ろしいことだ。
感染者全員(亡くなった方の遺族も含め)に何らかの支援をして欲しい。

日本政府にとっての「死刑存続の砦」、アメリカで、ついに廃止を決めた州が出た。
ニュージャージー州で12/13、死刑制度を廃止の法案が通った。
年間の50人ほどの執行のうち、ブッシュ大統領のお膝元テキサスが半分を占めている。
「目には目を」のハムラビ法典(古代イラク式ぢゃん!)主義なブッシュ政権の終えんで、
アメリカの政治も大きく変わるだろう。

「人が人を殺してOK」と法律で認めていることの是非を、日本国民が積極的に論議する
機運がもっと高まればいいのに、と思う。
どうするか決められるのは、大臣でも官庁でもなく、国民とその代表である国会だけ。

  明日へ向かってダッシュだぜ!

ε=ε=ε=ε=ヘ( ><)ノ ヘ( ><)ノ ヘ( ><)ノ うおおおぉぉい

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外国人の人権も急速に抑圧されるようになって来た。
先月11/20からはついに、成田や関空を訪れる世界中の人の指紋と顔の映像を強制的にスキャンし、
片っ端から、もうすぐ辞めるブッシュ様に送信し始めた。
(アメリカで採取された日本人渡航者の指紋は日本の警察に送信されてるらしいが)
逆らえば、強制退去に応じない限り、小さな子供だろうとテロリスト認定で取り押さえて
10本指・強制採取&留置部屋にブチ込み。
これって、いつかこの国に天誅が下る気がして、すんげー不安なんですけど。

一方、BBCのニュースサイトを覗いて、思わずうなっちゃった。
オーストラリアの労働党ラッド首相ひきいる新政権が、悪評高い難民隔離政策の廃止に乗り出した。
第一段階として、オーストラリアが太平洋の孤島ナウル共和国に作った、
難民拘置所に入れられているビルマ難民の方たちの受入れを示唆。
Canberra signals immigration move(BBC NEWS:071210)

もちろん日本ではオーストラリアネタは、コアラとカンガルー以外報道されない。
労働党が社会民主政治を着々と実らせつつある、なんて怖くて報道できる空気じゃない。

旧ハワード前政権下では、漂着した難民はまず全員、ナウル共和国や
パプア・ニューギニアのマヌス島にオーストラリア政府が資金提供して建てた収容所に拘留された。
 →オーストラリア:一進一退の難民政策−移民法改正案の即時廃案を求める(アムネスティ日本)

ラッド政権は、この非人道的政策を撤回する方針を出した。
まずその第一弾で、ビルマ(ミャンマー)からの7名の亡命者の方たちのブリスベンへの移住を認めた。

7人はオーストラリア北西海岸沖にボートピープルとして近接したところで検挙され、
ナウルに拘留されてしまった。命からがら逃げてきたのに。。。
この方たちはビルマのアラカン州に住む少数民族でムスリム(イスラム教徒)系のロヒンギャという民族。
ビルマ軍事政権はロヒンギャ民族の存在を認めず、激しい迫害が続いているそうだ。
 →難民と民族問題(ビルマ情報ネットワーク)

当方、英語がダメダメの為、自動翻訳をテキトーにいじっただけですが、
少しでも多くの人に知って頂きたいので、載せときます。
明らかに意味取り違えの箇所があったら、教えて頂けると嬉しいですm(_ _)m

<訳文開始>

オーストラリア政府、移民政策の改正を示唆

オーストラリア新政府は、ナウルに拘留されている7名のビルマ人亡命者を受入れた。
また、物議を醸していた移民政策を緩和することを示唆した。

(7人の人物像に添えられたキャプション:オーストラリアは2001、ナウルに拘置所を設置した。)

クリス・エバンス移民相によれば、このグループの受入れは、旧政権のいわゆる
「太平洋方式(Pacific Solution)」政策廃止のための、第一段階とのこと。

旧政策では、漂着した難民認定審査中の亡命者はすべて、太平洋の遠隔地にある難民拘置所に移送されて来た。

この政策には人権団体の批判が集まり、労働党は政権を獲得すればこれを廃止すると公約していた。
これは労働党にとって、先月の世論調査での圧勝に続く二度目の大きな機会となろう。

先週ケヴィン・ラッド首相は、前任ジョン・ハワード首相からの方向転換として、
気候変動に関する京都議定書に批准の署名をした。

移民に対するハワード氏の強硬姿勢は人権擁護団体からの非難を浴びたが、多くの国民が支持していた。
ラッド氏は選挙期間中、移民問題についての強硬政策を維持すると公約しながらも、
「太平洋方式」には反対を明言していた。

劣悪な条件

エバンズ移民相は、1年以上もナウルに拘留されているビルマ難民を、
できれば月末までにはクイーンズランドに移送したいと表明。

エバンズ氏は語る。
「措置は迅速性を要する。私見で言えば、実際はもっと早い時点ですべきだったと思う。
 私たちは彼らの問題の解決に意欲を持って取り組んでいる。」

また、太平洋の島国に拘留されている約80人のスリランカ人のケースについても、
政府はできるだけ早く解決するつもりだ、とも述べた。
難民認定審査を迅速化するため、担当官のチームが日曜(12/9)にそれぞれ現地入りしている。

「太平洋方式」は、オーストラリアに海路で漂着する亡命者数の増加の報告を受け、
 抑止策として2001年に導入された。

政府はナウル共和国とパプア・ニューギニアのマヌス島に拘置所を設置し、オーストラリアに向かう
亡命者を乗せた全ての船舶を、そのまま拘置所への移送に振り向けるため、海軍を配備した。

しかし、難民へのこうした移送措置は、劣悪な条件であることが多い拘置所に、
厳重な監視のもとで何ヶ月も拘留される事に繋がるものだ、との人権団体の非難を浴びた。

ナウルの拘置所では拘留者の処遇に抗議するハンストが発生したため、
近年、政府は、抑留者数を減らした。

オーストラリア難民評議会の最高経営責任者、ポール・パワー氏は、
声明の中で労働党の政策変更の動きを歓迎し、次のように述べている。

「この政策(太平洋方式)は失敗だった。なぜなら、犯罪に関与していない人に多大な心理的
 苦痛を負わせ、オーストラリアの人権意識に対する国際的評価も落とした
からだ。」

<訳文おわり>

耳がいたいな。

間違いを認めて政策を転換するのはどこの国でも難しい。
オーストラリアでも、そのためには政権交代を待たなければならなかったんだね。

一度決めたら誰も変えようとしない日本は、なおのことだな。。。

衆議院総選挙で自公落として政権交代を!!

BBC記事の魚拓取っときました...続きを読む
posted by Francisco at 05:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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